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皮膚は教えてくれる

2019.03.19 | Category: 院長ブログ

何度も話していますが皮膚は本当に凄い。私が訴えたいのは皆様が何気なく感じている以上に「私は皮膚をリスペクトしている」という事です。ある時は感覚器、ある時は発信源、ある時はモニター、そして治療ポイントにもなる。こんなに多種多様に誰にも分かり易く感じとれるので逆に「軽んじられているのかなぁ?」とさえ思えてしまいます。しかし私はもっと皮膚に注目して欲しいのです。簡単に説明しますが「感覚器」としての皮膚は触れば「くすぐったい、気持ちいい、痛い、温かい等々」個人差が限りなく有ります。また撫でる方向でも違いますし、更に興味深いのは、好きな人に触れられた時と嫌いな人から触れられた時との違いも現実に存在します。こうなると「感覚+感情」という範囲にまで発展しますから、好きな人から叩かれても痛くないのに嫌いな人だと少し当たっただけでも凄く痛く感じてしまうという事も発生します。「発信源」としては皮膚の色や艶、温度は分かり易いですが拘ってる治療家になると毛孔が開いているのか閉じているのかも気にします。その変化が皮下の異常を知らせてくれます。「モニター」として分かり易いのは腸の状態を教えてくれる時です。便秘になると吹き出物が出来たり風邪に罹患する少し前に皮膚がピリピリしたりします。腸が改善すれば皮膚が良くなりますから状態が分かります。治療ポイントとして最も有名なのが経穴(ツボ)です。皮膚は厚く成り過ぎたら感覚が鈍くなりますし過敏に成り過ぎても駄目です。日頃のケアをしなければ駄目ですが、私のように何もしていないと年齢的に乾燥肌になり痒みを感じて掻いてしまい自らバリアを壊してしまいます。すると壊れたバリアからアレルゲンが侵入して食べても吸い込んでもいないのに「皮膚が原因」のアレルギーを発症する事になります。そのアレルゲンはゴム(ラテックスアレルギー)が有名ですが他には花粉や洗剤、柔軟剤、ピアスやペンダントなどの貴金属品、髪染め剤、シャンプー、化粧品は特に口紅。女性は一生で一本半体内に入ると聞いた事が有ります。他に乳液や軟膏等々と多岐に及びますし、また複合も考えられます。そうなると何に気を付ければ良いのか見当が付きません。何と言ってもアレルゲンを体内に入れない。しかし体内への入口は「口」だけではありません。腸の粘膜も皮膚ですから、腸が良く成れば食べても吸い込んでも触れても完全ではありませんけど大丈夫なんです。腸 is No.1!本を出版して儲けようかなぁ。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三