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王朝滅亡?

2020.02.16 | Category: 院長ブログ

新型肺炎が猛威を奮っていますが、事の始まりは中国です。だから「中国が悪い」なんて投稿ではありません。歴史の話をするだけです。歴代の中国の王朝滅亡の原因が疫病流行だった事が最近チラホラ囁かれるようになりました。周や隋は疫病流行で滅びています。明はペストと天然痘、清もペスト。中国共産党は滅亡していませんけど、共産党革命後は日本住血吸虫症が流行しましたと。何が言いたいのか?結論としては「広大な国家に成れば人も多くなり風土特有の病も流入する」という事です。モンゴルが拡大した時にペストが流行したように過去に於いては新しい病気が入って来ました。現代は人の交流が盛んで病は一気に世界中に広まります。だからこそ注意が必要ですが、今回は運悪く春節の時期と重なった事が世界規模の流行を招いた訳です。それと中国は「隠蔽」を否定しているので信じるならば「ハッキリ分からなかった」から断定出来ず初期対応が遅れて流行に繋がったという事になります。SARSの対応の遅れが指摘された中国でしたが、今回の新型肺炎と二度の疫病流行ですから「二度有る事は三度」という諺も有ります。次に大規模な新種のウイルス発生が有れば決定的な事態回避は難しくなることが予想されます。そうならないようする為にも、有って欲しくは無いけど今度こそ「初期対応を慎重に」して欲しいものです。そうしなければ日本を含む周辺諸国も意外と簡単に消滅するかもしれません。「一帯一路」は違う意味で危険を孕んでいると言えます。

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全快堂

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院長宮木 謙三