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素直が生死を分ける

2020.04.03 | Category: 院長ブログ

治療していて日々感じる事が有ります。それは「素直な人は治り易い」ということ。病気が人を頑な(かたくな)にするのか、頑なな性格が病気を引き寄せるのかは不明です。しかし疑い深い人は素直な人よりも治り難いと日々感じてます。勿論「病気は色々な理由(生活習慣、遺伝、環境等々)で発症する」訳ですから必ずしも『病人=偏屈な人』では無いのですから「病人は性格が悪い人と全快堂の投稿に有った」とデマを流して炎上させないで下さい。辛い部位を訴えた患者様に治療して「どうですか?」と尋ねると多くの方が「あっ痛くない」と言われます。勿論「まだ痛い」という人も当然みえます。しかし「まだ痛い」という方が「素直では無い」なんて横暴な事は言いません。治らない事が有って当然ですし私の力不足は否めませんので。逆に正直な発言は素直な証拠ですから良い事です。ただ多くの患者様が治療前が10の痛みだとすると9か8か5くらいになったとは表現されます。しかし中には「全く変わらない」人もいるのは事実です。例えば末期ガンの患者様なら変わらなくても当然。事実今まで残念ながら多くの治せない患者様に出会って来ました。そんな時に私が落ち込むと「先生の顔を見たら楽になった」と逆に私を気遣って元気付ける発言をされて帰る方もみえて泣き笑いしたことも有りました。だから「優しくない、人の痛みが分からない、素直では無い方が病気になる」なんて発言は致しません。私が言いたいのは、事実をありのままに認めない、客観的にみれない、少しの変化に気付けない人は「自身の身体の変化」が良い方向でも悪い方向でも気が付かないという事です。それが悪い方向への変化ならば重症化や手遅れになってしまう恐れさえ有ります。その場合は所謂「寛容」とは違いますから勘違いしないで下さい。何故か認めたがらない、どこか「認める=負け」という『尾崎豊』氏の歌詞のような人なのです。そのタイプの方は共通して忘れた頃に来院して「この前言ったことだけど大丈夫だった」と自分の事を分かってくれていると喋り始めます。しかし時間の経過と毎日多くの患者様と出逢っているので全員の患者様の一言一句を全て記憶している訳ではありません。せめて「先日言った⚪⚪の事だけど」と言ってくれれば覚えているのですが「この前言った」では一回の治療時の話を全て記憶していても分かりません。という事は素直で無くて自分勝手な人こそが治り難いのかもしれません。話が少し反れましたが「治り難い患者様が全て素直で無い訳ではありません。しかし素直では無い患者様の多くが治り難い」という事は実感しています。日々自身の身体の変化に気付くことが「早期発見」「早期治療」になり「予防」に繋がり結果として健康維持となります。だから結論は「素直な人は些細な身体の変化に気が付くこと(早期発見)が早期治療をし改善に向かい易い」という事です。その筆頭が毎度お馴染みの「便の変化」です。「昨日暴飲暴食をしたから便が悪い」とか「少し便秘気味だけど大丈夫」とか言い訳ばかりで事実を素直に認めない性格を改めねば今回の見えない敵には対抗出来ません。毎日排便を見て素直に身体の些細な声に耳を傾け新型コロナウイルスに打ち勝って下さい。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三