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聲の形

2020.07.10 | Category: 院長ブログ

以前アニメの映画で『聲の形』について投稿しました。国内外の映画賞を受賞した作品で、それが7月31日(金)に中京テレビ(日本テレビ系)で放送されます。各々の受け止め方ですが私は非常に感動すると共に非常に考えさせられました。大変良い作品なので出来れば家族一緒に見て欲しいと思います。何故なら各年代でも受け止め方が違うと思うからです。大雨被害に遭われて映画鑑賞の時間さえ無い方々には大変申し訳ありませんが見る価値の有る作品です。宜しければコロナ禍や大雨被害から少しの時間だけ現実逃避して「ホッ」と一息ブレイクタイムを楽しんで下さい。

欲望の街

2020.07.09 | Category: 院長ブログ

東京の感染者数が減りません。何故なのかと推論してみました。昔から「一旗上げよう」と東京を目指した話をよく聞きました。吉幾三氏の『おら東京さ行くだ』なんて典型的な歌ですし、矢沢永吉氏の著書『成りあがり』の中で矢沢氏は「金が無くて普通列車にしか乗れずに広島からずっと座っていたら尻が痛くなって我慢出来ずに横浜で降りた」との記述が有りますけど本当は彼も東京に行こうと思ったのです。それからも分かるように野望が活気になり「野望を持った人々が集まる街」それが東京です。その街に「自粛?」私から考えると言葉が悪いですけど「アホか」となります。何故なら野望が最も多いのが「夜の街」だからです。ホストやキャバ嬢、風俗で働く人たちの多くは「短期間に借金を完済しよう」「有名になろう」「一発当てよう」等々野望の塊です。集まる側の人々も飲食やギャンブル等々「自分だけは」「今夜だけは」とか「称賛されたい」「良い思いをしたい」人が集まって来ます。そこに「自主的」は通用しません。特に若者たちは生命力に溢れていて生命の危機感が最も欠如している年代ですから自主的な行動での「自粛」なんて無理。それだったら一律に満遍なくでは無くて業種を絞って所得補償をするのが良いと思います。ただし虚偽の申請が発覚した場合は補償金の何倍も請求するべきです。今回の自粛要請の店でも外の電気は消して施錠して「お得意様」のみ入店可能にしたり、ホステスやキャバ嬢を高級マンションやホテルに呼んで騒いでいた話を聞きました。それでは感染拡大を防げません。真面目にやってる人々から不満が出ないように、感染終息に向けて厳しくしっかりした対策して欲しいです。

電柱は

2020.07.08 | Category: 院長ブログ

電柱を埋めることが勧められています。確かに景観的には良いですから私も賛成です。しかし洪水の現場での報道で映し出された人を見ると電柱に昇っている場面や助かった人の話を聞くと「電柱に掴まって助かった」という話。また「何処が道路か分からなかったから電柱と電柱の間を目標に車で走って助かった」等の証言が有ると「いざと言う時に目印や助けになるのなら本当に電柱を無くしてしまって良いはのか?」と考えてしまいます。最も大事なことは水害を無くすことですから無計画、無謀、利益優先の伐採等々を止めてもらいたいです。そして水害防止の為に私の日本再生計画という壮大な考えが有りますけど、その内容は後日に回すとして九州地方で水害に遭われた方々の一日も早い復旧をお祈りすると共に、まだまだ悪天候が続きそうですから皆様も十分注意して下さい。殿中でござる、殿中でござる!電柱は必要でござるか?

落ち着かない

2020.07.07 | Category: 院長ブログ

ここ最近のことですが少し冷静になってみると毎日が忙しく前だけ見て走っているように思います。昨年末から「新型コロナウイルス感染症の流行」で世界中が多大な影響を受けて生活が激変しました。倒産や解雇等で収入が激減した人々が世界中に溢れています。勿論身体が大事ですが今回は精神論について少しだけ書きます。『セネカ(BC4~AD65)』というローマの哲学者が居ました。彼の言葉は彼の死後に幾度となく各方面で使われたので一度は聞いたことが有ると思います。「いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である」というものです。私たち庶民に向けた言葉かもしれませんが長期政権の方も含めて聞いて欲しい言葉です。再度「身体は大事ですが、こんな時だからこそ、より一層精神が大事」です。今だからこそ読んで欲しい本が全快堂に置いて有ります。『くじけてなるものか 笹川良一が現代に放つ警句80(工藤美代子=編著 幻冬舎)』です。今こそ「昭和の傑物」の言葉に耳を傾ける為に大きく深呼吸をしてみるのに良いかもしれません。その日食べる物さえ無い昭和の激動の中で力強く生き、のし上がって生き抜いた彼の言葉だからこそ今一番必要なヒントが有るように思います。

限界集落

2020.07.06 | Category: 院長ブログ

「ポツンと一軒家」(テレビ朝日)の視聴率が好調です。喧騒な都会暮らしから解放されて羨ましいと考えている人々に人気が有るようです。しかし今後「限界集落」という言葉が有るように自治体の財政が苦しいと住民が多い地区には水道管、ガス、電気等のライフラインのメンテナンスが出来ても「ポツン」では対応が難しくなるのは明らかです。更に今回の感染症が追い討ちを掛けて各自治体の財政面は一層苦しくなった現在、ポツンは「完全自給自足生活」を余儀なくされるでしょう。その場合「若者なら」という過酷な日常生活が予想されるだけで無く万が一病気それも緊急性の高い場合は生命の危険も考えられます。ただし今回のような「新型コロナウイルス」の関確率は極端に低くなるでしょう。あなたはどちらの道を選びますか?

CTとAIで

2020.07.05 | Category: 院長ブログ

日本はPCR検査が各国に比べて極端に少ないです。またPCR検査は必ずしも正確では無いと言われています。偶然発見された唾液での検査が意外にも信頼度が高いという嬉しい誤算?も報告されていますので今後増加することでしょう。病院経営は通院を控える傾向により他の業界同様「苦しい」という声も聞こえてきます。その苦しいと訴える殆んどの病院が「患者が検査を控えている」と言っています。それならと肺のCTを撮影してAIに判断してもらえば患者数は増えるでしょう。AIによる画像診断はベテラン医師と同等、本当はそれ以上の結果が出ています。それなら肺の専門家が居ない病院でも新型コロナの感染症に対応出来ますし24H365日の対応も出来ますから診断数は激増します。結果として早期診断早期治療が出来ますから日本国内のパンデミックを抑えることも可能でしょう。また実験によると新型コロナウイルスだけで無く「乳がん」や「肺がん」も多くの医師が発見出来なかった「早期のがん」もCTの方が早期に発見するという結果が出ています。なかなか進まなかったAIの医療業界への導入が思わぬことで加速するかも。CTなら接触も少なくWin-Win。頑張れ日本!

肺と皮膚

2020.07.04 | Category: 院長ブログ

東洋医学に詳しい人や、このブログを読んでいる人なら「肺が皮膚を司る」と理解して頂けると思います。「優れた西洋医学が科学的に考えられている現代に東洋医学を信じるなんて馬鹿じゃないの?」と多くの人が考えています。現に私も「非科学的だ!」と何度も言われて悔しい思いをしてきました。しかし今回また一つ東洋医学の考え方に「微かな光」が差しました。7月2日の「中日新聞」に『下垂体に副作用 生存期間「長く」』という記事が有りました(詳しくは記事を読んで下さい)。名古屋大学附属病院の研究結果で、簡単に説明しますとノーベル医学生理学賞受賞の本庶佑氏の発見を基に開発された「がん治療薬『オプジーボ』」が「悪性黒色腫」と「非小細胞肺がん」の患者に投与され、副作用が出る患者ほど生存期間が長いというものでした。それは素晴らしい発見で今後の医療の発展に大きな足跡を残したと思いますが、今回私が訴えたいのは「その副作用と生存期間の関係」が悪性黒色腫という「皮膚がん(皮膚)」と非小細胞肺がんという「肺がん(肺)」にスポットが当たった点です。多くの人が「偶然」で片付けるでしょう。逆に私もこれで「肺が皮膚を司るという東洋医学独自の理論が証明された」なんて言いません。しかし「肺と皮膚」が「何らかの関連性が有る」という推測が出来て僅か、ほんの僅かな小さな一歩ですが前進したと私は考えます。「新型コロナウイルス殲滅」が最優先課題ですが完全解明がされてない今は多方面からの研究が殲滅の糸口に繋がるかもしれません。

キャッシュレス

2020.07.03 | Category: 院長ブログ

キャッシュレスを国は勧めています。コロナ禍では良いことかもしれません。ただし全快堂では導入予定は今のところありません。ご迷惑をお掛けすると思いますが何卒お許し下さい。さて災害時に迅速に対応して下さる電力会社の社員の皆様の行動力が有れば停電が長期間続くとは考え難いとは思いますが、万が一停電が長期間続いた場合、キャッシュレスは有効なのでしょうか?日本のように自然災害が多発する国にキャッシュレスが進み若者の中には「現金は持たない」と豪語する強者も居ます。しかし単独の災害なら復旧するのは早いかもしれません。しかし東日本大震災のように広範囲だったり震災被害中に大雨や台風が重ならないとは言えません。それが交通の便が良い地域なら心配無いかもしれませんけど、不便な所だとしたら?キャッシュレス化と現金の使用が都合良く国民全員バランス良く併用して『日本型』として残ってくれることを期待します。

呪われている?

2020.07.02 | Category: 院長ブログ

患者様がポツリと「先生、私呪われているかもしれない」と呟きました。思わず吹き出しそうになりましたけど顔を覗き込むと真面目な顔でしたのでグッと堪えました。そして訳を聞いてみると「毎晩3時ピッタリに目が覚めてしまうんです。それから暫く寝れなくなります」と。「なんだそんなことか」と思いましたけど凄く真剣なので「何か恨まれることでも有るんですか?」と尋ねると何も思い当たらない。「何か心配ごとでも有るんですか?」と尋ねても無いと応えられました。最後に「何で3時と分かるんですか?」と尋ねてみると「時計を見ると3時だからです」と言わたので我慢出来ずに不覚にも大声で笑ってしまいました。患者様に十分謝った後に『サーカディアンリズム(体内時計)』の話をしました。ヒトを外界と遮断して一切時間の経過が分からない部屋で1ヶ月間過ごさせる実験をすると1日のサイクルが25時間になったそうです。1時間のズレは有ったものの同じ時間に起きて同じ時間に食事をして同じ時間に排泄したそうです。ヒトは本来正確な体内時計を持っているので実際に時計が無くても太陽の光が有れば生活に支障無く暮らせます。しかし現代のように電気が有ったり携帯画面、テレビ画面等々からのブルーライトの影響で体内時計が狂ってしまうことが多くなり結果として自律神経が乱れてしまうのです。それを感覚的に知ってる人々は「規則正しい生活をしましょう」と言い続けているのですが最近は更に乱れてしまっています。テレワークの影響で仕事さえキッチリこなせば良いと遅く起きたり夜中まで働いたり深夜に食事したりと好き放題。そして体調不良で「何とかして」と来院されます。話を戻して冒頭の患者様には心配いらないことを伝えましたが一つだけ約束してもらいました。「目が覚めても絶対に時計を見ないこと」と(『鶴の恩返し』かよっ)。脳は思った以上に賢いのか律儀なのかアホなのか「あっ3時か。毎日午前3時に起きなければならないんだな」と勝手にインプットしてしまい毎日繰り返してしまうのです。それが本当に起きるべき時間なら快適な生活を送れるのですが当人にとっては迷惑な時間だった訳です。その後3日間は「時計を見たい」衝動と戦いながらも1週間ほどで起きなくなったそうです。皆様も蒸し暑さで目が覚めた時に「まだ暗いけど何時だよ」と時計を見ないで下さい。恨まれていたら寝れなくなるかもしれませんから(キャ~ッ)。

汗対策

2020.07.01 | Category: 院長ブログ

梅雨の季節で普段より蒸し暑さが際立っていますが、私たちの身体は発汗作用が有り体温の上昇を調節してくれます。しかし運動習慣が無い人の場合、汗をかき始める今は質の悪い汗です。表現が悪いですがベタっとした少し臭う汗です。これは皮膚に有る汗腺の働きが暑さにまだ慣れて無くて働きが鈍いので対応出来ていない証拠です。その為に①身体に必要な成分は本来なら再吸収されるべき必要成分まで排出してしまった結果「臭う汗」になる②汗腺がしっかり閉じないので暑くもないのに無駄に汗をかくようになる(後に体調不良を誘発)③気は「昼は陽で夜は陰を流れる」と言われています。言い換えると「昼間の汗腺は開閉に積極的」なのに対して夜は汗腺開閉には不向きなので夜の汗腺開閉は「寝汗(東洋医学では『盗汗「とうかん」』)」と成ります。陰陽バランスが崩れていると陽気がいつまでも体表に留まってしまい積極的に動いていない就寝中の汗と一緒に「陽気」も流れ出る=陽気の漏れ(無駄遣い)になり体調不良に繋ります。経験上「寝汗をかく」「異常な発汗量」は体調不良の時というイメージが有ると思います。汗腺の働きは皮膚を支配する「肺」の領域と考えますから、肺(裏)と同時に表の「大腸」と同時に「小腸」へのアプローチが欠かせません。ここからは嫌な話です。避けられないことですが皮膚も「老化」しますから当然発汗機能も低下します。それに運動不足で同じく発汗機能が低下が加わると「高齢者は臭い」と言われてしまいます。幸か不幸か高齢者同士は気が付き難いので高齢者宅に若い人たちが来ると「この家臭い」と言われがちです。以前の投稿通り初期の認知症は「左側嗅覚の低下から始まる」ので、体臭のみならず梅雨時の食料品は腐るのが早いので外に置いて有る食料品だけで無く、冷蔵庫内の食べ物のチェックする必要が有ります。ただし腐敗臭のしない食中毒菌も有りますから臭いだけに頼っていると痛い目に遭いますから注意が必要です。熱中症予防に冷房が必要ですが身体本来の発汗作用も刺激しつつ、体内水分貯蔵庫の筋肉量を減らさない運動習慣、冷たい飲食を最低限にして大腸と小腸をいたわる。そして「全快堂に来る」ってか~っ!(by吉幾三、古っ)

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三