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いたちごっこ

2020.10.22 | Category: 院長ブログ

新型コロナウイルスは怖いけど治療薬も予防薬も「どちらが出来たって期待しない方が良い」です。「それを言っちゃ~おしまいよぉ」と『寅さん』の声が聞こえて来そうですけど、よく考えてみて下さい。そもそも単純な風邪の治療薬さえ有りません。出されているのはビタミン剤です。インフルエンザのワクチンは有りますが「ワクチン接種をしても罹患した」と聞いたことがあると思います。「ワクチン接種したから酷くならなくて済んだ」という人の気持ちは分かります。時間と金を使ってインフルエンザに罹患して「何でだよ、どうしてインフルエンザになったんだよ、金返せよ!」と『カイジ』なら言いそうですが誰にもワクチン接種しなかった場合の病状が分からないから、とりあえず自身を慰めたい気持ちは分かります。確かに似たようなウイルスを接種すれば身体のウイルス対処する反応が早くなると思います。だから私も施術家の端くれとして患者様に迷惑を掛けたら申し訳ないと考えてインフルエンザワクチン接種を致します。しかしインフルエンザも毎年ワクチン接種しても罹患する人が多くいます。昨年~今年の日本のインフルエンザ罹患数も南半球の罹患数も少なかったですけど、これは間違いなく「マスク、手洗い、ソーシャルディスタンス」の効果です。でもインフルエンザウイルスは毎年広がり天然痘のように地球上から無くなることは不可能だと思います。何故なら世界中の人が移動するしウイルスも生き残りたいので変化するからです。だから治療薬が出来てもウイルスは即変化して治療効果は限定的になるだけです。結局世界中の医学に携わる人々や首脳陣たちは「完璧は無理だから、この辺りで」と、落とし処を考えているだけです。一応効果が期待出来る治療薬やワクチンが出来た段階で「(終息には程遠いけど)少しは安心だから」と何とか納得?するのが良いところでしょう。多くの日本人が性格的に「感染者が一人もいないのが理想だけど無理なのは理解している。だけど日本全国の合計で1日⚪⚪人くらいにはしたい」と考えているのでしょうか?10人かなぁ、30人かなぁ?やっぱり0人?それとも『WHOの終息宣言』待ち?そろそろ日本独自の妥協点を模索しなければならない時期ではないでしょうか、本気でオリンピックを開催するなら。でも第3波の気配を感じます。思い過ごしで有って欲しいですが。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三