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何か隠れている?

2021.10.24 | Category: 院長ブログ

まだ2歳にも満たない子どもが結膜炎になりました。それは確かに問題ですから病院で至急治療しなければなりません。しかし最近は子どもを黙らせるのに携帯電話を渡す方が多く社会問題にもなっています。それは知らない大人に接触して犯罪に巻き込まれる危険性を危惧していることが多いですが、もう1つ体調面でも非常に心配なことが有ります。それは「目」に関することです。小さな子どもは視力が不安定ですから近距離で長時間の携帯操作は視力の低下になりますから小学校入学前から近視状態で眼鏡生活に成る可能性が有ります。また片方の弱視が有ったり見易い側の目だけで長時間携帯画面を見ていると斜視になる可能性が増えます。子どもは「見えにくい」と思うと無意識に目を擦ることが有り、それが癖になると目を痛める原因にもなります。お子様を色々な距離から呼んでみて片目で見たり片側からしか振り向かなかったり、斜視気味になっていたら要注意です。小さな子どもは症状を上手に伝えれません。表面的な判断のみでは無くて奥底に隠れている症状も推察してあげて下さい。またブルーライトは深い睡眠の妨げになります。寝不足は身体の発達に直結の成長ホルモンの分泌になります。また寝不足は学力向上の足を引っ張ります。賢い子どもや出来るビジネスマンは朝型と聞きますけど早起き出来るのは良い睡眠が確保出来ている証拠です。身体の為にも学力向上の為にも長時間の携帯は要注意ですから、お子様に携帯を安易に渡すことは出来るだけ避けましょう。またお子様の目を注意深く観察することも忘れずに。最後に投稿済みですが「成長ホルモン」というと子どもにしか関係しないと思わないで下さい。大人の成長ホルモンは子どもに比べれば少なくなりますが一生産生され続けます。その用途は主に身体の壊れた部位を治すことです。年齢を重ねると傷の治りが遅くなるのは寝不足による成長ホルモン不足が原因かも。「若い頃は一晩寝たら疲れは取れたものだった」と聞いたことがあると思いますが経験上の確かな話なのです。最近疲れが取れない方は軽い運動をして携帯を遠ざけて寝ては如何でしょうか?

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三