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子供の味覚

2022.02.11 | Category: 院長ブログ

コロナ禍は子供たちの味覚までも蝕んで行くように感じます。私が調べたのではありませんが大人たちの味覚は2週間で変わると。これは2週間有れば舌の上に並んで味を感じる味蕾(みらい)という受容器が再生する時間から割り出されたと推測出来ます。実際に濃い味の好きな人に薄味の食事で我慢させると2週間ほどで「慣れる」という話は数多く聞きますから信憑性は高いと思います。但し薄味は我慢出来るのに醤油やソースを「かける」癖は2週間では直らないと聞きますからテーブルに調味料を置かないことをお勧めします。しかしこれが成長期の子供たちだと厄介なことに「半年間必要」と以前紹介したレシピ本の著者『安部司』氏が語っています。また薄味に慣れることも大事ですが情けないことに「日本人なのに」新しい味覚の開発も必要になってくる子供たちが非常に多いとも聞きます。「日本人なのに」と記述したのは「日本人にしか分からない味」が有る為です(投稿済み)。それは「旨みの味」いわゆる「出汁の味」です。出汁の味を旨みと感じず薄味と感じるだけとは情けない。更に素材の味を味わうことに慣れていないから「最近の子供たちは好き嫌いが少なくなった」と喜んでいるとしたら大間違いです。化学調味料やエキスの添加物で素材本来の味は吹っ飛んでしまうほどの濃い味付けに慣れてしまっているのです。また苦く無いピーマンや特有の香りのしないホウレン草等々の開発も進んでいるから素材本来の味が消滅している現状も話をややこしくさせています。だから子供たちの味覚矯正には「薄味」「素材の味」「出汁の味」そして「化学調味料や添加物の味覚からの脱却」と数多くのトラップが横たわり大人と違って時間が必要なのです。また以前危惧して投稿しましたが「画一化された味覚」の存在です。「牛丼=吉野家等々」「カレー=CoCo壱等々」やコンビニで一流シェフ監修の商品が何でも手軽に買える時代だから家庭で作ったり奥様が作った料理では満足出来ないという不届き者も生まれてしまう始末。私は図々しいし大食漢で遠慮という言葉を知らないので少食の友人宅で夕食を頂くと少食の友人の食欲が増すと重宝がられた成長期を暮らした結果、他人の家での肥満児人生を謳歌したので分かりますが(どんな話やねん!)昔は各家庭の味が有ったんですよ。それがみんな同じ味を美味しく感じたとしたら気持ち悪いことです。人工的な味から離れましょう。ノンカロリー、糖質ゼロや人工甘味料は特に危険です。大人になるまで、成っても素材の味、自然の味と薄味や出汁の味を味わって欲しいものです。最後に「嫌いな物は無理やり食べさせないで子供の好きな物を与えてあげたい」と親としての懐の深さに酔っているアホ親に言いたいのは「好き嫌い」を助長させているだけと一日も早く気付くことを祈っています。

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全快堂

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院長宮木 謙三