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何か違う

2022.09.27 | Category: 院長ブログ

私は安倍晋三氏の葬儀を国葬にすることには反対です。「今さら遅いよ」という人は、このブログを遡ってくれれば分かると思いますが国葬と決定した時に直ぐ反対を表面していますから読んでみて下さい。あの時は英国のエリザベス女王がご健在でしたから国葬というものがイマイチ思い描けていなかったことは事実です。しかし日本のみならず世界中がエリザベス女王の国葬を目の当たりにして「国葬とはこういうものである」と具体的に伝えれる現在、安倍晋三氏の葬儀を国葬にすることは明らかに「違う」と改めて表面します。国民が自主的に葬儀に参列したいと思える厳かな儀式で無くては国葬に相応しくありません。大半の国民が反対し国葬の費用を気にする葬儀など無理を強いるロシアの国民投票と同じように感じてしまいます。国民の意思に反したことでも政府が決めれば覆ることが無い日本は最早「民主主義国家では無い」と言えます。日本の政治は金次第で動く誠に恥ずかしい国です。崇高であるスポーツの祭典五輪さえも金次第だからあちこちで色々無理が生じ、それが最近表面化し始めました。世界に誇れる日本産業界でもデータ改ざんのオンパレードで発覚を金で穏便に済ませていたことが想像出来ます。素晴らしい国だと思っていた日本国はこんな国だったんでしょうか?勤勉な日本人、迷惑を掛けない日本人、そんな誇れる国民は何処に行ってしまったのか?いや最初から虚像だったのか?悪いことや嘘を金でねじ曲げてゴリ押しする産業界に、甘い汁を吸っている政治家の面々。補助金支給で潤ってコロナで患者を診なくても潰れない医療機関と、冷静に考えれば上澄みに存在する輩は心地好い所に留まり続け、汚泥にまみれ汗水垂らし「それでも真面目に生きよう」とする大半の国民は言われるがままに納税し続けて日本を支えている。トドメが甘い汁の政治家トップの葬儀だ。大したことをしていないのに長く君臨したから目立たない葬儀では存在感が尚薄れてしまう。せめて国葬にして「偉大な政治家だった」と印象付け無ければという必要性の国葬。働きで印象付け国民が「惜しい人を亡くした」と思える結果の国葬なら誰も反対し無かっただろう。

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全快堂

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院長宮木 謙三