私は極力毎日『瞑想』をしています。1日10~15分程度の時間、いい加減な人間ですから「瞑想のサークル」に入れてもらってZoomで行っています。その中でも『アナタの欲を思い浮かべて、それが達成したと想像してみてください』という内容の1節が有ります。私たちは無欲を美徳と教えられてきたように思います。確かに「強欲」は良くありません。他国の領地を武力で奪い取るとか他人の持っている物を強引に手に入れるのは最低最悪な考え方であり所業です。ここで少し脱線しますが『所業と諸行』は、どちらも「ショギョウ」ですが所業は「悪行」で諸行は「善行」と考える必要が有ります。それを権力者たちは支配し易いように同じように教えて庶民を飼い慣らしてきました。「金儲けは汚ない」「貧しいことは美しい」「正しい行いをしていたら儲かるものでは無い」と裕福な生活が悪と言わんばかりの教えを刷り込まれてきたのが今の日本国民です。でも所業は悪でも諸行は善行ですから積極的に働き動いて金儲けをして「納税」して「寄付」をして国を豊かにすることは当然のことながら悪行ではありません。それなのに「楽して儲けるな」「汗水垂らして働くことこそが美しい」と言い続けてきました。だから企業は「内部留保」に、個人は貯金に回して日本経済は立ち居かなくなってしまいました。すると今度は企業に「初任給を上げろ」と命令して内部留保を少しでも吐き出させ、国民には投資を呼び掛け「年金をアテにするな」自分たちの食いぶちは自分たちで稼げと長年の国の政策失敗を有耶無耶にしようとしています。今回の米不足も農業政策の失敗ですし「失われた30年」が如実に表しています。何年も前に「外国の投資家が日本の土地を買い漁っている」と警告の投稿をしました。現在各地で外国人がビルやマンションのオーナーになって家賃を高騰させて日本人居住者たちを追い出しています。また綺麗な水源地を買い漁って水資源を独占し始めています。米不足の次は水不足で水不足は「生命」に直結していますから「水の奪い合い」それこそ『北斗の拳』の世界が近い将来日本で始まろうとしているのです。それを止めることが出来るのは小さなことですが『選挙』です。「このままで良いのか」「変わらなければ駄目なのか」アナタ自身の未来はアナタが考える時です。「たった一票」ですから変わらないかもしれません。でも『投票率』は上がります。政治家は投票率が怖いのです。国民が政治に関心を持つのが怖いのです。国会中継を見られるのが怖いのです。低投票率なら国会で寝ててもゲームをやっていても平気ですし自分たちの懐が太る法案改正を次々可決しても国民の大きな反対に会いませんから政治に無関心になって欲しいのです。ここで金儲けをマイナスイメージにしていたのと同じように政治に口出しするのは「過激な輩」というイメージも植え付けてきたのが我が国です。そろそろ目を覚ました方が良い頃ですよね。