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恐れ

2025.10.26 | Category: 院長ブログ

スイマセン、『恐れ』を投稿したつもりで『恐れ2』を投稿してしまいました。前後しますが許してください。
 東洋医学の考え方に『陰陽五行説』というのが有りますが、このブログでは度々出てくるので知ってらっしゃる方も多いかもしれません。その中に『五志(ごし)』という項目が有り『恐(きょう)•驚(きょう)』は東洋医学的な『腎(じん)』が司ります。すると五臓六腑で『恐れ(おそれ)』は「腎」となります。春夏秋冬で「腎」は冬なので今後は「腎」の症状が多く発現します。頻尿•腰痛•めまい•耳鳴り•難聴•むくみ•痺れ•抜け毛•ダルさ等が何もしなければ出てきます。それを防ぐキーワードが『温める』です。冷えが体調に影響を及ぼすことは分かりますが『恐れ?』という精神的な不調にまで影響を与えるのは考え難いかもしれませんが、冬は日照時間が短いのと曇天が多く青空が少ない昼でも薄暗いイメージです。そこに寒さが加われば気分的には上がり難いことが想像出来ると思います。また寒さには「鳥肌が立つ」のですが『恐れ』を感じた時も「鳥肌が立つ」という共通点が有ります。そこで陰陽五行説では「気分が滅入る」「寒い」「恐れ」を『腎•冬』となったとさ、めでたしめでたし(なんでやねん)。今ではクリスマスや電飾が街中に溢れ暖房の部屋で冷たいアイスクリームを食べたり、スノーボードやアイススケートのウインタースポーツも多く「冬が滅入る?」と想像力が乏しい若者たちなら分からないかもしれません。しかし雪国で毎日降り積もる雪に『雪降ろし』をしないと家が押し潰される恐怖と、高齢者が雪降ろしは危険と疲労で先行きの不安感が尚一層『腎』を傷める結果を招きます。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三