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口呼吸は万病の元

2015.12.02 | Category: 院長ブログ

本来、呼吸は鼻でするものです。『今さら何を当たり前の事を』と思っている人も多いと思います。しかし驚く事に知らない人が居るんです。口には免疫を司る器官が沢山有ります。鼻は空気を温める為に副鼻腔という空洞が有りますがコレも鼻孔周囲に沢山有ります。其処に膿が溜まるのが蓄膿症です。肺が冷たい空気が入るのを嫌がる為に発達したのです。失礼ですが例えば暑い東南アジアの人は鼻が低く寒いロシアの人は鼻が高いと思いませんか。進化の結果ですよね。因みに寒くて口を大きく開けたりすれば冷たい空気が入るので言葉も短いです。日本も同じでタモリさんがギャグにしています。『すーすーすー(冷たい風が吹いてスースー感じない!?)』『すーすーすー(うん、すーすーするよね)』『すーすーすー(そうだよね。すーすーするよね)』必要最小限の会話や言葉しか発っしない。口呼吸の人は膠原病になりやすいです。口は本来、食べ物の免疫に対応する器官です。空気中の細菌やウイルスの感染を阻止する為に働く事を本来想定されていない口呼吸は食べるより遥かに沢山働かなくてはいけないのです(過剰反応)。結果として炎症状態の持続が膠原病を引き起こすと私は考えています。実際に口呼吸の人は膠原病が多いです。やはり適材適所、本来の仕事が良いのでしょう。

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全快堂

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院長宮木 謙三