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認知症予防は

2017.03.21 | Category: 院長ブログ

認知症の原因は確定している事も有ります。例えばアルツハイマー型認知症の場合はアミロイドベーター(Aβ)という物質が脳内に多くなり老人班というシミを形成していると言われています。それは50代ではほぼ100%の人に溜まり始めていますが将来の発症には個人差が有ります。Aβは睡眠中に脳外に排泄される為に睡眠不足はAβの蓄積を助長し徹夜は最悪と投稿済です。他にレビー小体型認知症が有ります。レビー小体という物質がAβと同じように溜まるのですが興味深いのは、溜まる部位により認知症になったりパーキンソン病になったりする事です。昔から言われている?事ですが『病気になる人は正常な時から動作がゆっくりで歩く速度も遅いし、また歩幅は狭い』です。パーキンソン病とパーキンソン様の病気の患者様がみえてますが、その方々は動作も遅いとは思いますが『関節が硬い、筋肉が固い』為に動作が遅くなってしまう事が更に拍車を掛けてしまうと思います。そこで私の経験上、将来心配な方には『大股で歩いて下さい』『速く歩いて下さい』と指導させて頂いています。勿論転倒は注意してもらいますが。やはり脳に刺激を与えるのは以前投稿したデュアルタスクも必要ですがバランスは非常に多くのセンサーからの情報を基にして非常に多くの骨、筋肉、関節を総合的に動かす訳ですから寝たきり予防と同時に認知症予防にも大変効果が有ると考えます。全快堂では患者様に不安定なマットの上に片足で立ってもらいます。重心の修整と認知症の予防、進み具合です。日本の場合は減少傾向に有りますが血管性認知症も有ります。高血圧が主な原因ですが運動不足による血管内への一酸化窒素の排出不足も原因です。という事は睡眠時間を確保してバランス運動と歩幅を大きく速くあるけば認知症予防が出来る可能性が大きく、また運動は疲れるので睡眠が深くなるという好循環を生み出すのです。食べ物やサプリに頼らず自分自身の力で認知症予防をしましょう。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三