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料理の温度

2017.03.31 | Category: 院長ブログ

油の恐ろしさを続けて投稿しましたが、マヨネーズで超有名な企業が経営方針の転換を発表しました。マヨネーズやドレッシング主体の経営からカット野菜のサラダや惣菜と卵製品の販売に経営の中心にする方針転換するというものでした。これは会社に問い合わせれば『違う』と言うでしょうけど、日本国民が将来、健康思考によって『油からの離別』が有ると予想した結果ではないかと勝手に思っています。さて今日も前置きが長くなりましたが本題の料理の温度です。以前も料理の温度について触れましたけど天麩羅は180℃くらい、揚げ物やフライは更に高温で調理するので植物油の製造過程で高温処理(200~250℃)されて神経毒のヒドロキシノネナールが発生しているのに、更に発生させる危険性がアップします。また個人的な考え方ですが電子レンジも嫌いです。料理に適している温度は38℃~100℃。の煮るか蒸すかに限ります。『生』の料理は鮮度が良ければ食べても良いですが、冷蔵してある物は『偽の生の料理』で細胞は劣化=腐っているので極力早く食べて欲しいです。また焼くは見た目に焦がしてなくても細胞レベルでは炭(スミ)に近くなっています。火の入れ具合には注意して下さい。ヒトは文明が発達したばかりに『より美味しく』と欲望が涌き、身体が変化して油無しでは我慢出来ない『油中毒(オイルジャンキー)』になってしまいました。様々な病気を発症して、様々な薬を開発して皮肉にも文明が発達して来ました。そのイタチごっこに、ヒトが自ら終止符を打たないと油由来の病気と油による少子化で地球上からヒトが居なくなるでしょう。暗い話になってしまいましたので最後はオヤジギャグで締めさせて頂きます。『オイルの摂り過ぎは早く老いる』では。

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全快堂

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院長宮木 謙三