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性教育論2

2019.02.13 | Category: 院長ブログ

最近はAIDS(エイズ)が話題にならなくなりました。発症を遅らす等の治療が進んだ事も要因でしょう。でも根絶されたのでは有りませんから注意が必要です。しかし以前から投稿している「梅毒」は遺憾、いかん、イカン!!5年間で5倍ですよ!では何故「梅毒」は増え続けているのでしょうか?先日ニュースになった俳優の事件で話題になった相手は「派遣サービス」でした。表現が難しいですけどソープ等の固定された店の従業員の場合は定期的な「感染症検査」が有り感染が広がる確率は低くなります。しかし派遣のスタッフの場合は出入りが激しく、また一度だけとか短期的に働くパターンも少なくありません。そうなると相手もスタッフも感染者だったり片方が感染者だったりと想像の範疇を超えています。またそのようなサービスを利用する方々は何度も繰り返し利用する事が考えられますから感染者が増える事は想像出来ると思います。また厄介なのは感染力の強さです。AIDSは空気に触れれば感染確率は低いですが、梅毒は粘膜を介すキス、愛撫、ペットボトルの回し飲み、箸の共有でも感染する事が予想されます。症状としての口周囲の湿疹や股関節のリンパ腺の腫れ等々は対処し無くても2~3週間で一時的に消失してしまいます。その為「あれ、何だったの?」「やっぱり大丈夫だ」と安心してしまう事も。それが被害の拡大に拍車を掛けます。簡単に感染する事と初期では自覚症状が無く直ぐに消えてしまう為に危険は拡大。そして2期には湿疹、肌荒れ症状が常時発症し始めますが「梅毒の湿疹、肌荒れ」と最初のうちは見分けが付きません。特に注意が必要なのは妊活を頑張っている人で不妊、流産や奇形出産の原因になります。不特定多数の人との性交渉は勿論、不特定多数の人との食事中も注意しなければならない事を肝に銘じて行動しなければならない世の中になりました。最後に「あれ、変だな?」と思ったら大至急病院に駆け込めば特効薬が有りますから安心して下さい「特効薬?有るよ(byHEROより)」。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三