私は「どんな病気も症状も炎症している」と考えています。そして炎症している箇所が違うと「炎症させている対象物が違う」と考えています。但し「炎症を抑える側は全て『酪酸菌』である」とも考えていますから「腸が大事!」となるのです。現代医学は「正体(原因)を発見すれば解決する」と益々細分化し小さな世界に入って行きます。だから新しいウイルスが出現(発見)すれば新しい薬が必要となり作ります。でも東洋医学の考えは真逆です。人間を個体とも考えますし宇宙の一部と考えたり、はたまた宇宙と一体化しているとまで考えるなど全体で考えます。ですから人間も1つの個体と考え以前投稿した『五行説』で分かるように身体も各臓器で考えることもしますけど臓器全体で考え施術するという場合も有ります。したがって肺が悪くても腸にアプローチしたり東洋医学で言う脾臓の場合は胃に施術を施すことも有ります。「何でも酪酸菌で対応出来る筈が無い」と言われそうですが、肉を食べても魚を食べても米を食べてもエネルギーにするって不思議に感じませんか?骨にしたり筋肉にしたり皮膚にしたりって不思議に思いませんか?それを可能にしている身体は偉大です。新しい細菌やウイルスが出現したのは今に始まったことではありません。医学の無かった時代でも人間は生き延びてきたのです。それより医学の無い野生動物さえ生き延びてきたということは『身体が勝手に対応してくれている』ということです。そこで生物の最初に出来る腸の酪酸菌に注目することは当たり前のことと言えますし、生物は生き延びる方へ自身を変化させるから生き延びてきたと考えるのが妥当です。酪酸菌を増やして後は身体に任せておけば良いのです。だから私の施術は酪酸菌を増やすお手伝いと酪酸菌が各部位に行き易いようにリンパや脳脊髄液や血液の流れを良くする。更に適切に運ぶ自律神経機能を高める、結局全て身体が働き易いようにしているだけです。もう一度、がんもリウマチも認知症も潰瘍性大腸炎も全て身体の炎症で、その炎症を抑えるのが酪酸菌なんです。人間なんて無力なんです。
手足口病の増加が止まりません。「凄い勢いで増加してますよね」と伝えると「そうだよねぇ、怖いねぇ」という人と「そうなの?でも子供の病気でしょう?」の二通りに別れます。ハッキリ言います。軽く考えていると痛い目に遭いますよ。COVID-19でアルコール消毒が広がりました。施設側も低予算で設置出来るアルコール消毒を入り口に置けば「私たちは感染症対策をやってますから安全です」というアピールになりますので好都合です。手足口病については各自ググって下さい、長文になるので詳しく述べません。但し此だけは伝えます。手足口病はアルコール消毒は無効です。ですから「しっかり石鹸による手洗いが必要」です。但し石鹸による手洗いと使い捨てペーパータオルの設置は金はかかるし面倒くさいから大変嫌がられます。でも全快堂は毎回必ずやってもらいます。飛沫感染も有りますから僅かでも有効なマスク着用も強制してます。全快堂が鍼灸接骨院という健康•施術•予防に関係ない施設なら強制しないでしょうね、私が面倒くさいことが嫌いですから。しかし少しでも良くなって欲しいとなれば仕方ありません。手洗い•アルコール消毒•マスク•空気清浄機•サーキュレーター•ペーパータオル等々を他の施設が止めようと、全快堂だけは頑固に続けて参りますので御協力お願い致します。確かに完全に感染症を排除することは出来ません。でも少なくとも私は、私たちは全快堂開院以来27年間一度も感染症に罹患していません。この事実は「少しだけ」ですが安全対策が有効という裏付けに繋がると思います。それと「絶対に感染しない!」という非科学的ですが『気合い』も必要です(マジかよっ)。わが全快堂の対策は永久に不滅です(by 長嶋茂雄)。
本日は休診なので長文を御用意しました。「全快堂に来ると毎回少し変化している」と言われます。患者様に出来るだけ良い思いをして欲しいから小さなことでも「これはいい」と感じたら即取り入れてきました。「え~っ、そんなことまでしているの?」と、患者様以外の外部の方々にも行っていることが有りますけど、ここに書くのは恥ずかしいから施術時に尋ねて下さい。今回も有益な情報を院内に掲示しましたので該当する人は覚えて即実行してみて下さい。さて「そんなこと当たり前じゃないですか?」ということが『誰でも出来る』と限らないのが病んでる人。顔が見えなくても誰かが入って来たら極力「こんにちは!」と声掛けしています。その返事の声の大きさ、トーン、勢い、張り等々で体調が分かるからです。回数の少ない方は「こんにちは!」と言っても自分に言ってるとは気が付かない方も居ますが大抵の方々は「こんにちは」と返してくれます。しかし「まさに」恥ずかしいことに何回来ていても何も言わない、返さない人が「たま~に」居ます。そんな人とは『患者様以外なら』極力付き合わないようにしています。何故なら関わると此方の幸せが「減る」からです。これは紛れもない事実ですから皆様も関わられない方が良いと思います。返事をしないのは体調不良、精神異常、恥ずかしい(慣れてない)、常識はずれ、聞こえてない、自分に対してと気が付いていない等々が考えられます。私は返事が無ければ2回、返事が聞こえない時は「ハッキリ」聞こえるまで繰り返すことも有るほどです。それほど挨拶は大事なのですが出来ない人が意外にも多いんです。それが慣れて、体調が良くないなって来ると性格も『陽性』に変わり社交的になり、施術も他人も受け入れるようになってきます。そのサインが『返事』それも「元気な返事」なのです。つい先日、また一人『出入り禁止』にしました。理由は予約時間を守らない、キャンセルや時間変更が多い人でしたからです。その人は「たまたま」だと言われていましたが短期間に立て続けでは此方も困りますから出禁にしました。その人も毎回返事が無くて、返事をしても下を向いて口が僅かに動く程度の返事でした。まるで声を出したら勿体ない(モッタイナイ)と言わんばかりの態度でしたから患者様以外なら関わりたく無い、患者様で有っても本当なら受け入れたく無い人でした。でも立場上施術していましたが徐々にキャンセル等の乱れが多くなったのでした。成功者や賢者の言葉の多くには共通して『一度裏切る者は必ずもう一度裏切る』と。間違えないで下さい、予約のキャンセルや変更が『裏切り』なんて大袈裟には思っていません。ただ『癖』になっている人は知らないうちに「自分中心(約束を破る)」になっているのです。だから周囲の人が離れていくことが繰り返され気が付いた時には誰も居なくなっているのです。人が集まる所には良いエネルギーが満ち溢れています(人気者)。しかしそのエネルギーが流れの無い、同じ水が澱む(よどむ)『溜め池』ではいけません。川の水のように常に変わらねば腐ってしまいます。体調は悪くても仕方ありません、施術院なのですから。でも根性の腐っている、返事の出来ないような人は自己中心の「裏切る」人ですから排除の対象者です。全快堂の患者様は良い人ばかりですから、私には守る使命が有ります。残っているアナタはエリートかも。
「熱中症」という言葉が独り歩きしてしまい「水分補給」さえしておけば安心と考えている特に高齢者の方々が多いと思われます。幸い日本人は塩分の摂り過ぎと言われていますから比較的安心かもしれませんけど「水さえ飲んでおけば」という考え方は逆に脱水状態を招きかねないかもしれません。ヒトの身体は0.9%の塩分濃度に保たれています。投稿済みですが0.9%は古代の海の塩分濃度だと言われています。それなのに急に大量の水分補給で「水だけ」飲めば身体は0.9%の塩分濃度を保てなくなってしまいます。すると身体は0.9%になるように「余分な?」「都合上?」水分を強制排水して塩分濃度を保とうとします。これが『脱水』で「水分補給していたのに熱中症になってしまった」という殆んどの方々がミネラル補給を怠って体調不良に陥っているのです。だから熱中症の予防には「0.9%濃度」の『ポカリスエット』を、熱中症に陥ってしまうような時には『OS-1』を摂りましょう。何故他のスポーツドリンクでは無くポカリスエット限定かと言えば他のスポーツドリンクは0.9%の塩分濃度に設定されていないから無意味だと私は考えています。とはいえ「いち早くミネラルを体内に届けよう」という観点から「糖分濃度」を調整した浸透圧が『糖分過多』に陥る可能性を秘めています。熱中症になって欲しくないけど糖尿病にもなって欲しくない。だから規則正しく3食摂って充分な睡眠を確保した上で危険な暑さの時は不要不急な外出は控えて、どうしても外出する時は水分と塩分を含めたミネラル補給を適切に心がけて無理はしないようにして下さい。他にも濡れたタオルで身体を拭く「気化熱利用」や、冷やしたペットボトルを手に持って歩き冷えた静脈血を全身に還流させる「AVA」の考え方を利用することも良いでしょう。しかし一気の水分補給は胃酸を薄めて消化不良になったり逆に胃酸分泌を過剰にしたりと夏特有の食欲不振の原因に成りかねません。健康は「成ってから動くのでは無く先に動く予防」が基本。日頃から万全を心がけましょう。
また思い出してしまいましたよ、税金最大の無駄遣い。覚えていますか?故安倍晋三氏の葬式費用代の12億4千万円、税金ですよ。生きてる方々が生活苦で困っているのに失礼ですが亡くなった方に12.4億円遣うって、国の上層部に居座る人々が国民生活とかけ離れていても常識はずれと思わない危険性。首相経験者でも現職なら分かるとしても無かったのに国葬ですか?「もう少し質素に」とか「費用を抑えて」とか声が出なかったんですかねぇ。逆に質素に行われたら国民の側から「もう少し金をかけて欲しいよね」という声が出たら『死せる孔明生ける仲達を走らせる』と名を上げたのに本当に残念で重臣たちが本当に馬鹿ばかりなのか。これでは「失われた30年」に納得してしまいます。最後に『3分の1党』を旗揚げして欲しいですよね。市町村議員•県会議員•国会議員という「議員」と名の付く『輩(やから)』は3分の1でいいです。また裏金作りが「嫌疑不十分」で不起訴になる面々も居なくなってくれることが最高の仕事です。最後に『東京地検特捜部』って独立して無くて「なぁなぁ」「ベッタリ」だったのかな?そんな疑問符が付くような近頃の働きが目に付くのは私だけでしょうか?
昨日は2名の新患の方が来院されました。少しでも楽に、少しでも早く良くなって欲しいと思って自分でも驚くほど喋る喋る。気が付いたことを恥ずかしいくらい1人で一方的に、質問されて無いのに喋ってます。自分でも分かっているんです、それは駄目だと。相手に受け入れ態勢が確立されて無い、聞く準備が出来て無いのに一方的に。自分の喋りたいことだけを流すのは最悪だって。でも直らないんだよなぁ。新しい方への接し方を見直さないと相手は疲れちゃう筈だから今後は注意します。反省でスタートの一週間。
「7月初めの頃は忙しく無くて」とか言ってけど結局は満員の日が続いて断らざるを得ない状況になり、ご迷惑おかけしております。誠に申し訳ございません。昨日•今日•明日と水曜そして今度の日曜も満員ですのでご注意下さい。暑さで体調を崩す人やイライラする人が増えていますし既に冷房病になっている人たちもいます。熱中症も怖いですし暑さで食欲不振に陥る体調管理は非常に難しいです。この暑い夏から逃げることが出来たら良いのですが所詮無理な話ですから慣れるしかありません。涼しい部屋に入って冷たい飲食ばかりで過ごしていると暑さに抗えなくなります。暑熱順化しましょう(今さらおせ~よっ)。
突然ですが「砂漠に居る生き物は?答えはミミズ(み、水)」なんて言いませんでしたか?異常な暑さが襲来して土の中も尋常では無い様子なのか土の上やアスファルトの上に無数のミミズが転がっていました。それが理由なら安心ですが「2週間以内に地震発生の危険性が有る」なんて噂を聞いたことが有ります。あくまでも『噂』ですが万が一この暑さの中で避難所暮らしなんてなったら熱中症を防ぐことは至難の技です。ミミズが生命をかけて避難持ち出し袋の中に暑さ対策グッズも入れておく必要性を教えてくれたのか?2週間は地震発生を気にして下さい(何も無いことを祈ります)。
松下幸之助氏のように「人の為に成るようなモノ作りが結果的に企業の利益になる」ような企業が今の日本には何社有るのだろうと思えるほど毎日のように各社が謝罪会見を目にします。その中で広い意味で『健康』特に『薬•サプリメント•食品』に関しては「即」答えが出るものではありません。今世間を騒がせてるサプリメント問題は不幸にも多くの死亡者が国民の関心事となり捜査を早めた結果、早期の原因究明に繋がりましたが『毒性の強い成分混入』が無い限り、悪いとまでは言いませんけど「良くない成分」でもジワジワ真綿で首を絞めるように悪影響を与えて長ければ半世紀後、もしかしたら知らずに亡くなったという歴史や闇に葬り去られた症例も多数有ったことでしょう。また「身体に悪いけど美味しいから」という僅かな物質を摂り続けている、例えば血糖値が上がったとしても糖分は「この企業のこの商品が悪いんだ」と相当な偏食で無い限りは辿り着けないです。海外では某エナジードリンクを飲み続けて亡くなったり、某ハンバーガーチェーン商品のみで病気になることが有りますから「コレだ!」と言えますが。だから薄々分かってはいるけど止められないから「無かったことにしたい」=「ゼロカロリー」「ダイエット○○」等々の商品も多数発売されています。さて毎回前置きだけで終わるくらいの長文ですが、ここからが本題です。「ヨーグルトは2週間も食べ続けると便が出に難くなるから自分に合うヨーグルトに出会うまで探し続けろ」と言われているけど(あくまでも個人の見解ですが)探して探して何年も何十年も自分に合うヨーグルトを探し続けても絶対に出会うことは無い、何故なら日本人の腸にヨーグルトは合わないから。だから企業は助かる、次々新商品を出せる=儲かるから。「便が出る」「免疫力が上がる」「痩せる」「美肌」「熟睡」等々を謳っていますが企業が焦ったのは数年前。COVID-19が流行った時です。本当に合ってるならコロナに感染しないんじゃないですか?日本人は多くの国民がヨーグルトを食べているけどヨーグルトを食べて無い国々と感染者数の差が驚くほど違いが有りましたか?海外と比べ無くても国内でヨーグルトを食べた人はコロナに感染しないでヨーグルトを食べて無い人たちばかりがコロナに感染しましたか?そんな話を聞いたことは無い。私が企業のトップなら「我が社のヨーグルト、乳製品を摂っていた人々はコロナ感染患者数が非常に少なかった!」と高々と宣伝しますよ。何故しない、それは出来ないから?真実は分かりませんが本当に良い商品なら2週間と言わず食べ続けて。ずっと食べ続けて、飲み続けて。最後に科学的な話を。酪酸菌の働きかけでTリンパ球がTレグ細胞を分化して、それがリンパ液を通じて全身に回り外敵や異常細胞を見つけて攻撃し結果『炎症』自体が治癒又は軽減されるので炎症を抑える酪酸菌は良い。だから最後に言っちゃいます。みんな~、フラクト•オリゴ糖を食べよう!P.S.他にもいい物は有ります!
度々このブログに登場する93歳の患者様。その方は片道1時間半、往復の交通費6千円を費やして2週間に1回のペースで10年近く全快堂に来てくれてます。一人暮しで買って来た物は食べず必ず3食作って食べる、広い家の掃除は勿論のこと広い庭の手入れも脚立に乗って庭木の手入れも自分で行う姿勢にハラハラしつつ脱帽です。その方は文化的活動をする長(オサ)で週2回の稽古を皆にし月1~2回は大阪から重鎮が長を慕って稽古を手伝に来てくれます。その合間に執筆活動や各方面との折衝をするという、とても一般的な93歳とは思えない活動をされています。暇な時間なんて無いのに「少し甘い物が食べたくなった、売ってる物は嫌いだし添加物の塊だから」と甘さ控えめスポンジケーキを自ら焼いて月1か2回ほど持ってきてくれます。生活の全てがリハビリという生活態度は真似出来ず脱帽するしかありません。過去にはリスボンの万博に政府からの要請で参加するなど本当は凄い人なのに「もう少ししたらずっと眠れるから少しぐらい眠らなくても大丈夫だよ」という私のブラックジョークに「そりゃそうだ」と高笑いしてくれる気さくさが相手を緊張させません。己に厳しく他人には優しくと人柄まで完璧なその患者様は目標にするには高過ぎる方です。私に出来ることは少しでも良い施術をすることしかありませんから良い施術法を学んで1日でも長く元気で第一線を走り続けるサポートをしようと思っています。渋沢栄一や津田梅子、北里柴三郎という人たちは確かに凄い人たちですが、名もなき偉人は案外近くに居るのかもしれません。