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事故の原因には

2021.02.16 | Category: 院長ブログ

高齢者の事故が後を絶たない。認知症やそもそも運動能力の低下が原因と簡単に考えては大間違いです。実は「てんかん」が原因で事故を起こしてしまう人も隠れているから注意しなければいけません。「いやいや私は『てんかん』と言われたことはないから」と他人事と考えている「あなた」は機会が有ったら一度検査をして欲しいです。脳梗塞の後遺症や認知症、年齢を重ねれば重ねるほどリスクが高くなるので高齢者は特に注意が必要ですが、激しい痙攣を起こすイメージが先行している『てんかん』は意外にも激しく無い症状が多い。「一瞬記憶が無かったことがある」「ぼーっとしていることがある」「口をペチャペチャする」「『はい』等の短い同じ言葉を繰り返す」等が実は「てんかん」の症状で有ったりする。そんな症状が家族が認識していても「まさかてんかんで」事故を起こしてしまうとは想像もつかない。アクセルとブレーキを踏み間違えと考えたり処理されてる中には、ある程度「てんかん」が隠れていることも頭に入れておくべきです。もう一度「今まで『てんかん』と言われて無いから安心では無いんです。老化していけば発作が起こり事故を起こすことが有ります」と。少し変だなぁと家族が思ったりしても医師も認知症や疲労や老化と考え、得意技「様子を見ましょう」となるのが多いと思います。脳波やMRIで専門医は参考にしますけど、やはり日頃患者の様子を見ている家族の証言が重要です。万が一「てんかん」と診断されても8~9割の人は抗てんかん薬で発作が抑えられるといいます。偏見から「てんかん」を疑うと烈火の如く怒る気持ちも分かりますけど実は「脳が有れば誰でもなる可能性がある病気」と東京都小平市の国立精神・神経医療研究センター病院の渡辺雅子精神医長も過去に話しておられました。最近転倒し易かったりと思い当たる症状が有れば「てんかん専門医」を選ぶことも選択肢に入れて下さい。

やっぱり青魚

2021.02.15 | Category: 院長ブログ

新型コロナウイルスは血管壁に炎症を起こして血栓が出来る病気であることはメディアでも投稿でも繰り返してきました。そこで血液サラサラ食品が感染しても重症化リスクを下げるかもしれないと人種差を例にしても投稿してきました。更にサラサラ血が逆に重篤な副反応を起こすかもしれないと何の根拠も無しに私自身は危惧していることも投稿してきました。しかし日本人にとっては「サラサラ血」か理想です。過去の死亡原因は血管が閉塞して亡くなるパターンが多かったのです。だから血液がドロドロになる高血圧を恐れ高脂血症を恐れ糖尿病は血液をドロドロにして尚且つ血管をボロボロにするので最も恐れる病気の一つになったのです。そこで食べ物だけに頼らず運動が血管内に一酸化炭素を放出して血管の改善と柔軟性を向上させる為に必要とも投稿してきました。血液をサラサラにする食べ物は納得や葉酸もですが、青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)も有名です。そのDHAはまだまだ心配なインフルエンザ感染で症状が悪化した後でも効果を発揮するそうです。従来のインフルエンザ治療薬「タミフル」は発症後48時間を経過して投与した場合は効果が薄いと言われています。難しいことは先生方に任せて私たちは青魚を意識しつつ多彩な食材を食べて強い身体を手に入れましょう。最後に感染症対策にはビタミンの「ACE(エース)」が良いと言って過剰に摂る人がいますけど何事も過剰は駄目。例えばビタミンEの過剰摂取は骨粗鬆症の原因になりますから適量を。

看護師の能力

2021.02.14 | Category: 院長ブログ

コロナ禍の現在を数年前の医療現場は、これ程混乱し逼迫し疲弊するとは誰も考え無かったと思います。「認定看護師は皮膚・排泄ケア、緩和ケアなどの特定の分野で熟練した看護技術が有ると日本看護協会が認定。実施できる行為は一般の看護師と同じで水準の高い看護を提供し一般の看護師を指導する。5年以上の実務経験と6ヶ月の研修が必要。いわゆる『特定看護師』は医師の大まかな指示が有れば医療行為の一部を自分で判断し実施できる。認定看護師とは方向性が大きく異なるため反発も大きい。(中日新聞2012年3月20日より)」という記事が有りました。当時は高齢者の介護現場が増えて常駐していない医師に代わり看護師が医療行為を行う『特定看護師』の導入をめぐり現場が大揺れしていました。そして2015年10月に厚労相が施行した訳ですが医師も看護師も足りないコロナ禍では2025年に向けて更なる医療改革が必要となることでしょう。現時点の問題解決は勿論必要ですが問題が発生してからの対処では後手に回るしかありません。現在のコロナウイルスも対応しつつ新たなウイルスや疾患、同時多発テロや大規模な自然災害時の対処もお願いしたいです。めでたしめでたしって普通なら終わるかもしれませんけど全快堂の投稿は甘くないんです!一刻も早く多くの人々にワクチン接種しなければならないことは感染者を増やさない為とワクチンが無効になってしまう理由からです。それには多くの医療従事者が患者に対して接種する必要があるのですが海外では医師だけで無く看護師・薬学生・研修を受けたボランティア迄も一般人に対して接種しているそうです。それなのに日本では一部の医師たちが「医師のみが接種するべき」と主張しています。そうなればワクチン接種が物理的に遅れるし携わる医師の疲労は現状でも多大なものなのに更に強いることになるのです。これは新型コロナウイルス感染者を受け入れ拒否をしていた一部の医師たちが「私たちも多大な貢献をしている」「医師に感謝しろよ」というアピールなのかという疑念さえ感じます。しかし言論武装する側は「何か問題が起きたら」「看護師は疲れているから仕事を増やすな」等々もっともらしい意見を陳述する。アホか?ワクチンが有効か分からないけど現段階では唯一の方法がワクチン接種なのに、ワクチンが届いても早急に打てないのはマンパワー不足が原因なんて。ここまで来て既得権益かよっ!看護師の能力を馬鹿にするな!1型糖尿病の患者なら小学生だって自分で注射しているんだよ。人命か?金か?名誉か?非常事態にアホな主張しているんじゃないよ!(すいません取り乱しました)と、私は考えます。お医者様の主張もごもっともとは思いますが今は、今だけは考え直して下さいませ。

バーチャルで

2021.02.13 | Category: 院長ブログ

IOCもJOCも基本的には「選手ファースト」を掲げています。でも世界的には一向に終息しない新型コロナウイルスが蔓延している為に東京オリンピックを開催すること自体が「選手ファースト」とは真逆の結果を招く状況になりつつ有ります。どうしたって選手もコーチ陣も必ず世界各国の選手やコーチ陣と入り乱れてしまうからです。これでは選手を危険に晒すことになり選手ファーストとは程遠いです。馬鹿げた考えでしょうし時間も無いけど、東京に来て貰ってソーシャルディスタンスを十分確保した上で会場の関係上別々に競技を行ってもらう。そして映像では同時にスタートしてもらうというのは如何でしょうか?やはり同じ条件(施設のコンディション、気温等)が必要なので東京で競技は行いますし競技後のドーピング検査も必要ですから入国はしてもらいます。そして競泳や陸上などは争うことでタイムが上がりますから選手も実際に会場で一緒に競技に挑んでいるように体感出来るようにする。ゲームの世界ではバーチャルがかなり進んでいるので東京は無理でも4年後なら可能かもしれませんよね。

ダブル?トリプル?

2021.02.12 | Category: 院長ブログ

BS-TBS『報道1930』で話し合われていた内容に思わず「その通り!」と叫んでしまいました。ずっと疑問に思っていたことです。IOC(国際オリンピック委員会)は「煮ても焼いても食えない組織」と表現していました。森会長(今では元会長)の発言は『(女性)差別はオリンピック憲章に違反する』として発表しましたが実は発言翌日は「彼は既に謝罪したから終了」という内容で森元会長の発言内容について具体的には批判していませんでした。しかし世界中に批判が広まると「発言は好ましくない」もしくは「良くない」と叫び出しました。何故急に?スポンサーは世論に敏感です。スポンサーが降りるとIOCの利益は減ります。酷い表現かもしれませんけど「IOCとはブランドだけで存在している利益追求集団」なのです。だからスポンサー(利益供給サイド)の顔色を見ながら発言しているのです。更に悪い表現をすると「行き当たりばったり」とさえ感じます。過去のオリンピックでは表彰台で黒人差別反対の表現をした選手を追放したりもしました。現在の人権弾圧、民族弾圧や言論の自由の封じ込めのロシア(ドーピングのみ)、香港、ウイグル等々に対しては発言しません。その基準は金または世論とスポンサーの動き次第なのかもしれません(ダブル?トリプルスタンダード?)。森会長に対して手の掌返したのはスポンサーが降りる前に手を打って利益確保したのと、自分たちへの避難(火の粉が降りかかること)から逃れる対応でした。私だけかもしれませんが『国際オリンピック委員会』のイメージは崇高なものでしたが今回のことで失望しました。しかしIOCの全てが悪い訳ではありませんので、この投稿で勘違いしないで下さい。しかし久々に強烈な手の掌返しを見た思いです。

酒との付き合い

2021.02.11 | Category: 院長ブログ

まだ2月ですが今年の治療で楽だったことが有ります。それは飲酒による「急性の」体調不良の患者様が少なかったことです。例年ですと忘年会、新年会や正月、もう暫くすると卒業祝いや歓送迎会。そして花見と多くの患者様が消化器や肝臓への負担が増大して体調不良を訴える方が多いのですが、昨年から一変しました。但し飲酒による体調不良が無くなった訳ではありません。様変わりしたのです。毎日のように家飲みが行われ直ぐ寝れる安心感と料金が発生しない為にダラダラと長時間に渡って飲む悪習慣が身に付いてしまった患者様が増えました。テレワークだと通勤時間が無い為に寝れる時間も増えるし通勤の負担も無いから朝が楽ということも有り結局悪い結果に。外出先での飲酒は短時間に大量のアルコール摂取でのダメージでしたが、最近の傾向は長時間の飲酒に加え大量のアルコール摂取ですから非常に質が悪い。今までなら肝臓への負担も有りましたけど主に消化器の急性症状でした。しかし最近は消化器に加えて肝臓へのダメージが急速に増大しているイメージが有るのです。これは日々のアルコールを無毒化する処理作業に追われて脂肪を処理する作業が出来ずに脂肪肝が加速していることを意味しています。結果として肝臓の正常細胞が減少して更なるアルコール分解機能の低下を招き正常細胞が炎症して肝炎→(繊維化して)肝硬変→肝ガンまっしぐらの様相を呈しているのです。肝臓の疲弊は目の疲れと肩凝りが有るのですがパソコン業務が拍車を掛けます。更にストレスも肝臓に負担を。また在宅が長い=姿勢の悪さは肩凝りだけで無く消化器の圧迫も。飲酒量を減らし最低通勤時間分の運動をして50分座ったら10分立ち上がり(理想は25分で5分)睡眠時間をしっかりと確保して下さい。最後に水分補給を意識することと誰かと飲めば話をしますからゆっくり飲みますが一人だとピッチが上がる危険が有ります。飲み始める前に「量と時間」を決めて飲むようにしましょう。

こんな時だからこそ

2021.02.10 | Category: 院長ブログ

世界中が必死になった結果、科学的データや研究が進んで新型コロナウイルスへの対応が朧気(おぼろげ)ながら見えてきたようです。しかしながら多くの人々が理想的な考え方を持っているのには失望します。何度も繰り返し投稿していますけどウイルスに対して「完全勝利・完全決着は有り得ない」ということです。細菌ならば可能かもしれませんけどウイルスは無理ですから封じ込めは不可能です。だから「共存」するしかありません。万が一ウイルスに感染しても重篤な状態にならないように腸活と共に生活習慣の改善に努めてインフルエンザを甘く見ている訳ではありませんけど最悪「インフルエンザ程度」にしなければいけません。その他に「まだ改善・努力する余地は無いか?」と考えると以前投稿した精神論です。竹槍でB-29を撃墜しようと考えてはいませんが弱気は病に負ける可能性を大きくしてしまいます。「ウイルスなんかに負けないぞ!」と常に考えていると行動までもが変わってきますから不思議です。しかしながら人は弱い生き物です。皆が『拳王(ラオウ)』のような精神力の持ち主ならウイルスも広まらないかもしれませんけど凡人の私たちには無理なことです。そこで以前投稿した書籍の他にも「今だから読んで欲しい」と思えるものを紹介します。『中村天風運命を拓く65の言葉(KKロングセラーズ)』『人を奮い立たせるリーダーの力(マガジンハウス)』は素晴らしいので読んでくれた方も居ると思います。そして今回は「マンガなんてと馬鹿にすること勿れ」と思える一冊です。でも忙しい時に膨大なマンガを読んでいる時間はありませんしストーリー的に毎回心に突き刺さるような衝撃を受ける筈もありません。そこで感動する・衝撃を受ける言葉だけを凝縮した本の紹介です。コンビニ限定販売ですが『元気が出る!あのマンガの名セリフ(インテルフィン)』です(900円+税)。読んだことも無いジャンルのマンガやマンガ自体を読んだことの無い方に是非お薦めしたい一冊です。是非ともチャレンジして精神的疲労を消し去り一歩踏み出しましょう!

トリガーを2

2021.02.09 | Category: 院長ブログ

会長の発言が悪いことは事実。男尊女卑、女性蔑視の考え方が悪いことも事実。それは変わらない上で本日は勿論私を含めて、他の日本人と日本社会に物申す。女性の社会進出を叫ぶだけ、職場を含めて男女平等目標を掲げるだけで何も変わっていないといえる状況を放置してきたのが悪い!マスコミの悪い癖でネット炎上が視聴率に直結するから社会の流れを敏感に察知して多数派に乗っかる為、一斉に「男女平等」「女性蔑視反対」を叫び始める。しかし先日までは年一回の統計調査程度だったように思える。ずっと叫び続けている人々が居るのに取り上げようともしなかったのに社会の流れが変わると「実は私も常々思っていた」と追随してくる気持ち悪さ。世界の女性の人気度ランニングをバラエティが取り上げていた事例を覚えています。それは海外の若い男性陣が「日本人女性は控えめで男性を立てるから好き」と発言した内容でした。それには確か男女共に喜んでいたと記憶しています。だから問題が複雑なんです。女性が控えめにすることが美徳のように考える傾向が日本社会に延々と有り、勘違いした男性社会は「それを良いことに」女性の社会進出や発言を押さえつけてきたのです。また今回の社会的地位の有った人が犯した妻に対する暴力事件は専業主婦の社会的地位や労働賃金換算を無視した結果に発生したものだと理解します。これら多数の問題が歴史的に長年絡み合っている、現に女性議員が戦後初めて当選してからも未だに増えない特殊な国日本。経団連の会長の発言が日本社会を象徴していました。その社会自体と人々の考え方に根本原因が有ることを全ての日本国民が考えるキッカケになった発言でした。とにかく日本だけで無く世界を巻き込みオリンピック協会という土俵では特に許されない発言、地雷を踏んだことは確かです。最後にこの問題から慰安婦問題へ強引に関連付けられないか一抹の不安が有ります。

トリガーを

2021.02.08 | Category: 院長ブログ

あの人の発言問題について「そんなに大きな問題にはならない」「直ぐに終息するだろう」と考えていたのは発言者サイドだけではないだろか?それは「国内だったら」の話で有って世界の常識は甘くないことを知るべきでしょう。オリンピックは人種や宗教から始まり肌の色等の見た目の差別だけでは無くて心の中まで絡むジェンダー等々『差別』には特に敏感で、逆の言い方をすれば「同じ条件下で誰が一番なのか?」という差別の無い状況下で争う為に作られた競技大会とも言える。「だったらパラリンピックは?」となる。そこは障害の等級によって極力同じ条件下で争っているけど限界があることも事実です。しかし近年はカーボンの目覚ましい発達で問題が生じ始めている。それは義足でジャンプすると健常者(私は個人的にこの言葉が大嫌いです)よりも距離が出てしまう、速く走れる問題が発生してしまったのです。道具を使って出した記録は認めるべきなのか?同じようなことが水泳競技の水着で発生したことを記憶している人は多いと思います。駅伝やマラソンではシューズ問題が。スポーツ界では色々問題が山積しているけど道具問題、ドーピングを含む栄養面では根本的には貧富の差が否めない。しかし今回の発言には貧富の差は介在しない。だからこそ言い訳出来ない。男尊女卑がベースにある人なら敢えて言わせてもらいます。「男を全面に押し出すなら謝罪する時も男らしく潔く何を言われても謝罪に徹しろ!」と。質疑応答に苛つくんじゃない。苛つくってことは芯から謝って無い証拠。誰でも間違いはあるし思想はあるから力で変えさせようとは思わない。事実日本には昔から男尊女卑の悪い考え方が有るから会長一人の問題では無いのも恥ずかしいけど事実。但し公の場所でスピーチする時に立場を考えて発言するのは常識ですし総理経験者なんですから。こんな時に他にも伴侶に暴力を奮って警察沙汰になる事件も発生するとは。つづく

やっぱりねぇ

2021.02.07 | Category: 院長ブログ

筋トレの新刊本が出版されていました。その内容は数年前にこのブログに投稿した筋トレ方法でした。「私の方が先に考案して」とか「著作権よこせ」なんて勿論言いません。動いた者が儲ければいいんですから。他にもこのブログには儲かることを沢山書いて有ります。不器用な私は全快堂で働くので精一杯。辞めても実現されていないことが有ったら実現しようかなぁ。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三