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薬と記述式

2019.12.17 | Category: 院長ブログ

今回の投稿内容は「あくまでも私個人の勝手な考え」という事を理解した上で読んで下さい。院外処方の薬局とドラッグストア乱立は「えっ?」と思うくらいの勢いを感じませんか?そしてドラッグストアなのに野菜とかも売っていたり、またその野菜がスーパーより安かったり。確かに消費者とすれば便利になって助かりますけど「こんなに乱立して利益確保出来るの?」と心配になります。しかしカラクリが有るのです。失礼な表現ですが本業では無い?薬以外の生鮮食料品等では利益を確保しなくて良い「客寄せ」のツールとして販売されています。安い生鮮食料品等によって集められた消費者を本業のドラッグ関係で儲ける。その為には乱立して「何処の院外処方に行こうか」と迷っている人を固定客として確保する為の「撒き餌」を販売しているのです。しかしそんな商売の仕方では続かず廃業になるのでは?ところが来年からは花粉症を始め多くの病気の治療薬が病院で処方されなくなり病気の人は「必ず何処かのドラッグストアで市販薬の購入」を迫られる事になります。結果として今迄が勝負で、来年以降は本業が儲けの柱に返り咲き経営が安定する事が折り込み済みなのです。しかしよく考えてみると来年以降の市販薬拡大が何故「折り込み済み」で「危険な賭け」では無く、今後の市販薬拡大路線が周到に準備されていたのでしょうか?早期の利益確保が遠退く事は考えもしなかったのか甚だ疑問です。でも結果的に出店計画は成功と成りました。一般国民の知らない政府からの確実な方針と情報が流れていればこその経営戦略が?その為に日頃から政治家との太いパイプが必要となりますので資金提供出来ない弱小企業は倒産か吸収合併の道しかありません。同じような事が今回失敗しましたけど「大学入試記述式試験」の現場でも起きました。しかし此方は御存知の通り失敗に終わりました。学生の導入反対も有りましたけど、野党が記述式試験導入の決定経緯を追及した途端に「中止が決定」するという分かり易い撤退でした。これを徹底追及したら贈収賄事件に発展すると思いますが得意の「シュレッダー処理」されていれば分かりません。但し「誰が得して誰が決定権を握っているのか」内部の人たちは知っています。とにかくスキャンダルが多過ぎて本来の国会運営が出来なく国民生活に支障が出るほどの状況ですから時間の浪費をせず逃げ回らずサッサと一部企業に便宜を図ったと認めて謝る。そして桜の件も招待客を選挙利用していたと謝り、証拠隠滅のシュレッダーの件も謝る。等々謝って山積の国民生活に直結の問題審議を早くして欲しいものですが、、。そりゃ安倍さんしか居なくても国民もコケにされ続ければ怒るに決まってるよ。これ以上の支持率下落は自民党内部からの反乱分子が出て、政権の命取りになりますよ。

リリース

2019.12.15 | Category: 院長ブログ

釣り好きの方がよく使う言葉に「キャッチ&リリース」というのが有ります。患者様を魚に喩えるのは大変失礼ですが、私は直ぐ患者様をリリース=次回の予約を取りません。一昨日も男性の患者様が「頭痛と五十肩が治ったんですけど治療は続けた方がいいですか?」と聞かれました。そう聞かれたら、ほぼ100%私は「来なくていいですよ」と応えます(ただしあくまでも冷たくでは無くて優しくです)。今回は男性でしたが、特に女性は質問した時点で答えは自分の頭の中で「既に決まっている」と言われますけど、患者様の質問も同じ。このように質問してくる人は「もう治ったから来なくてもいいんじゃないかなぁ」と考えておられる方なので「来なくては駄目ですよ」とか「いやいや続けなさい」とは言いません。「また調子悪くなったらどうぞ」と伝えます。でも中には「本当に続けたいけど症状が無くなったのに私は来てもいいのかなぁ?」と思われる方が居る事も事実です。ですが此処からは凄く勝手な「絵空事」を投稿します。私個人の考え方なので全ての治療家の方の基準ではありませんけど、痛みなどの症状を軽減するのは最低限の治療だと考えます。それを求めている患者様が前述の方なので「症状が無くなればO.K.」となるので模範解答としては「どうぞ」となります。しかし全快堂に来る大半の患者様は更に上のレベルの「体調管理」を望んでいるので何も言わなくても次回予約をして帰られます。だからこそ私も「簡単に壊れないタフな生活にも耐えられる期待以上の身体を手に入れる治療と結果を」と常に試行錯誤の毎日を過ごしています。症状が有るのは氷山で喩えるなら「海面に出て見えてる部分」みたいなものです。その症状が姿を現すまでには悪い生活習慣と長い時の流れが有った結果なのです。だから根本的に治す為には海面下を砕かなければなりません。それを知っておられる全快堂の多くの患者様たちは「二度と悪くなりたく無い」「更に良い身体を手に入れたい」「最期に後悔したくない」との思いから一般的に言われる「無症状」でも続けておられるのです。それが理解出来ない一般の方々は全快堂の患者様に「いつまで通うの?」と質問するそうです。毎週毎週、20年以上も通い続けるなんて確かに理解出来ないかもしれません。でも続けておられる患者様だけは分かっています。周囲の方々がケガをしたり病気になったり健康診断で引っ掛かったりしているのに「何故か自分は大丈夫である」ということを。但し勘違いしないで下さい。「全快堂に通っていれば大丈夫」なんて言いませんし、またそんな筈も無いのです。ただ何年も何十年も毎週「全快堂に通っている」患者様が『たまたま偶然』元気なだけなのです。そして続ける理由が他に二つ有ります。自分では気が付かないことを指摘すると意識するようになるのです。それは僅かな「気付き」です。しかしその僅かな気付きの積み重ねが何十年も積み重なると大きな違いになってくるのです。もう一つは「新しい情報」が得られることです。現在は情報が溢れています。全て正しければ良いですが殆んどが「嘘」です。それが証拠に毎年新しいダイエット法や次々と売り出されるサプリメントは膨大です。最近話題のダイエット法も一年以上行うと死亡率が上がると言われ始めました。まだまだ科学、医学は完璧には程遠いのです。だからインチキのヤラセじゃない「本当の口コミ」に注目して下さい。全快堂はリリースします。P.S.10年以上の方々は「今月も⚪曜日の⚪時全部お願い」と言われます。

ダイオキシン

2019.12.13 | Category: 院長ブログ

枯れ葉剤のダイオキシンの影響がベトナム戦争終戦から40年経過した今もなお、健康被害が有ることを知って驚きました。現地の母親たちの母乳からはダイオキシンが検出されて、濃度の高い地域ほど2.5kg未満の低体重児が生まれる割合が高いことを突き止めたと中日新聞に掲載されてました。以前「日本の捕鯨」について投稿した時に、国連で日本が「米国の枯れ葉剤の危険性」について訴えようとする情報が漏れて急遽米国が「日本捕鯨の禁止」を訴え、論点をすり替えた事を投稿しました。そんな政治的な駆け引きで現在の「捕鯨反対」が始まったとは少し情けない気がしませんか?純粋に反対している若者も多いでしょうが捕鯨反対を訴えているトップたちは企業から莫大な金を受け取りビジネスとして動いているのです。「何故企業は資金提供をするのか?」詳しくは投稿済みので簡単に。環境問題に取り組んでいる=企業イメージが良くなる=商品が売れる。そして其処に政治家が絡みます。環境問題に取り組んでいる=企業から政治資金=政治家イメージ向上=当選。何でも裏が有るので今回のグレタさんの純粋な行動を利用しようとする大人たちの影が見え隠れしてしまいます。話を戻して「イタイイタイ病」と「カドミウム」の原因を立証した日本は、全ての行動が正しい訳ではありませんけど動揺する事無く「駄目なものは駄目、良いものは良い」と堂々と発言するべきだったと思います。やはり自然界に無いものを作り出すのは、どんなに便利に成る事で有っても(植物油等々)止めて欲しいです。

医療費削減案

2019.12.12 | Category: 院長ブログ

厚生労働省は本気で医療費削減に取り組んでいるのでしょうか?私は甚だ疑問です。現在では「電子カルテ」の普及が当たり前になった筈です。カルテには膨大なデータが入力出来ます。そして保険証にも膨大なデータが入力出来ます。ならば全てでは無くても過去数年間の血液やレントゲンやCT、MRI、MRA等々の検査データや薬服用による副反応やアレルギー、診察治療結果を入力して共有すれば検査や治療、投薬が重複する事が無く次の治療の参考になると思います。そうすれば巨額な医療費の削減に繋がる筈です。にも拘わらず未だに紙を使ったお薬手帳で業務を行っている。他の病院での無駄な検査や薬剤の過剰投与が外部との病院間でチェックされれば、より慎重になり医療ミスが減り医療費増加の二重三重のチェックにもなると思います。それに何と言ってもレントゲンや血液検査を共有すれば迅速=治癒率向上と医療費削減=患者負担額も減ります。そして個人情報の議論の余地が有るとしても日本国民の膨大なデータがスーパーコンピューターに入力されれば今後の新薬開発等の医療、年金、経済的な運営も予想し易いと考えられます。また入力出来ないような膨大なデータが有るとすれば「役に立って無い?⚪⚪カード」が国民のタンスに眠っていますから(少しイヤミが過ぎましたスイマセン)活用すれば巨額な税金が投与された無駄も少しは解消出来ます。失礼ながら医療業界は閉鎖的な世界ですが病院が統廃合されるほど医療費が切迫している時に「更なる消費税の値上げ」を医療業界は強いるのか?それとも自分たちの儲けを減らすのか?どちらも反対なら効率化を選んで欲しいものです。再度「議論の余地」が有るのは重々承知ですが出来ない話ではありません。早急に検討して欲しいものです。

寝違え急増

2019.12.11 | Category: 院長ブログ

先月の終わり頃から急に「首が痛い」という患者様が増えました。私の考えですが以前投稿した通り「寝違えるのは九分九厘風邪気味の時」です。だから激しい風邪の症状が出現すれば「風邪を引いた」となりますけど「あっ、首が回らない」となれば同時期に排便状況は既に悪くなっており、暫くするとクシャミ、鼻水、鼻詰まり、悪寒、発熱と悪化していく可能性があるのです。そこで「寝違え」「首が回らない」時の対処法は「初期の風邪への対処法」を行って下さい。それは首の後ろに温湿布と排便努力です。全快堂の患者様以外には「どちらも風邪の対処法じゃねぇじゃんねぇ(田畑政治氏byいだてん)」って言われそうですし更に「首が痛いって言ってるんだよ!」と怒鳴られそうですが、とにかくやってみて下さい。寝違えってスッキリ治り難い症状の一つですから完治への近道ですので「私を信じて清き一票を」違う!そう!(再びby田畑政治氏)じゃない「風邪対処法を」やってみる。世間ではインフルエンザ流行数が増えているみたいだけど患者様で感染した人居ないんだけど冬本番はこれからです。風邪、インフルエンザ、そして寝違えに注意して下さい。最後に昨夜ショッキングな話を聞きました。知り合いの御子様が「インフルエンザ脳症」で急死したそうです。インフルエンザに罹患して病院で薬を貰って少し症状が落ち着いたので隣で親が添い寝して翌朝を迎えたのですけど、起きてみると既に亡くなっていたそうです。今は耐性菌を持ったインフルエンザが流行しています。インフルエンザは本当に恐ろしい病気です。風邪で免疫力が低下した時に罹患し易いです。だから免疫力の根本「腸」の強化と「便の変化」の早期察知が重要なのです。でも日頃から便が悪ければ全く変化に気が付きません。そこで「首が回らない」や「肩こりする」「喉と共に肌の乾燥がする➡️頭皮が痒い」「目が疲れる➡️充血する」等々の上部の諸症状に加えて「便の変化」が有ったら『風邪の初期症状』と考えて温湿布と排便努力をして下さい。医療技術の発展は目覚ましいですけど「風邪さえ治せません」から大火事になる前に、ボヤのうちに治しましょう。

他力本願

2019.12.10 | Category: 院長ブログ

転んで傷めたり階段を上がろとして痛くなったりと患者様は様々な原因で来院されます。勿論前回の「塩分摂取量が多くて高血圧から動脈硬化になって肩が痛い」とか「糖分摂取量が多くて糖尿病になって血流不全を発症しくて脚が痛い」等原因は多岐に渡ります。でも食生活、運動、睡眠の生活習慣を日々注意していれば現代の日本に住んでいるなら「余程の事」が無い限りはケガも病気も少ない筈です。だから乱暴な言い方ですが「自身に厳しければ高齢になってさえも病気やケガをし難い」と考えられます。それが証拠に自身に厳しい修行と控えめな食事と規則正しい生活の代表格で在られる修行僧、特に高僧の方は高齢に成られても元気なイメージが有ると思います。但し永平寺の僧侶の方々の墓石に刻まれた年齢の若いのは(語弊が有りましたらお許し下さい)厳し過ぎる修行によって命を落とされた方々と。患者の皆様は「⚪⚪が痛い」「⚪⚪が調子悪い」と訴えますけど全快堂経営は患者様の他力本願で成り立っている立場なので強くは言えませんけど「もう少し自分で努力したら如何でしょうか?」と伝えたいです。全快堂でも食事指導の他に殆んどの患者様が「体幹と下半身を中心とした筋トレ」を行うようになってからは痛みを訴える回数が激減しました。「生活習慣病の予防を進んでやろう」という意志の表れと結果だと思います。最後に僧侶の方々を見て「えっ、あの人たちこそ他力本願じゃ?」という冗談は止めましょう。あの方々は自身で十分努力して「努力の足りない私たちの為に拝んで下さっている」のです。ありがたい有難い。 合掌

日本人の味覚

2019.12.07 | Category: 院長ブログ

世界的にみて日本人の味付けが濃い事を御存知でしょうか?塩分摂取量が高い事は有名ですが「砂糖摂取量」も世界的にみて突出しているのです。先ず塩分摂取量はWHOが日本人男性に求めるのは1日8g女性7gと、本来なら更に少ない6gと宣言したいところ、現実には男性11.3gに女性9.6gとユルい筈の基準より遥かに上回っている始末。日本人は島国で特異の進化をした為に必ずしも世界基準に当てはまるとは言えません。しかし現在「高血圧」が生活習慣病のトリガーになっている事は紛れもない事実です。同じようにWHOの「砂糖摂取量世界基準」は1日25gなのに日本人の平均砂糖摂取量は、それより多い15gも多い1日40gと言われています。これが結果的に生活習慣病「糖尿病」の原因である事は誰の目にも明らかです。凄くショックな事が有りました。日本で人気の洋菓子店の商品を発祥国に持って行って本場の菓子と食べ比べる企画が放映されていましたが、日本洋菓子店の責任者が「甘さは旨さ」と豪語したのでした。私は菓子をあまり食べません。けれども日本人の感覚は「ほんのり」とか「僅かに」と表現される通り「素材の味を邪魔しない」「控え目な」奥ゆかしさが菓子を含む料理の世界でも有ると思っていました。だから「柚子」等の僅かな香りも料理の一つだったと思っていましたので化粧品や香水、最近では柔軟剤にも強い臭いが有り食事マナーとしては少し遠慮して欲しいと思う事も多々有ります。話を戻して確かに和菓子で無く「洋菓子」ですから「ほのかな味」は不要なのかもしれません。しかし結果は2-4で日本洋菓子の負けでした。そして採点者が数人が「自然の甘さじゃない」「甘過ぎる」「甘さが口の中に残る」と表現していて再びショックでした。日本で人気になるには極端な表現ですが「世界一甘くないと旨いと思ってもらえない=売れない」のかもしれません。商売ですから売れなければ企業の存続は有り得ません。だから売れる商品を作るのは当たり前です。でも知らず知らずに塩分も砂糖も過多になる「濃い味付けに慣らされている」現在の日本人に危機感を持ちました。砂糖を多く摂取しても摂り方次第で血糖値の急上昇は抑えられますし、運動やサプリメントや薬剤で不完全ですけど問題の「先延ばし」には出来ます。また塩分も同様です。しかし投稿済みですが「日本人の医療に対する悪習慣、悪い思考は引き算では無くて足し算」という事です。これは医療業界と企業の「利益確保」が根底に有るからです。「⚪⚪を止めれば改善」では儲かりませんよね。「⚪⚪を摂れば改善」となれば利益が発生する事に企業が飛び付く。日本の第一次産業(農業漁業林業)も付加価値をつけて利益確保に。もう少し自分の身体を鍛えて、もう少し自分の身体を信じて自分の力で健康を掴み獲って下さい。他力本願の潮流から抜け出しましょう。次回短めに上記とは全く関係ない「他力本願」の話題をします。

税関検査官

2019.12.06 | Category: 院長ブログ

海外旅行に行く時はワクワクで楽しみで一刻も早く飛行機に乗りたいです。それなのに手荷物検査で待たされる。「何だよ、早くしろよ」とイライラした経験ありませんか?帰国時も同じです。疲れて早く帰宅したいのに再び手荷物検査で止められる。「もうウンザリだよ」と。当然ながら人によっては不満を爆発させる人もいて検査官は困惑気味。でも仕事ですから何を言われても黙々と作業をこなします。中には本当に理不尽極まり無い発言や行動をする人も居ると聞きます。だから割に合わないと退職する人も多いらしいです。だから新聞に特集記事が掲載されたのでしょう。でも考えて下さい。あの方たちが水際で頑張っていてくれるお陰で日本は安全な国と言われているんです(麻薬探知犬も)。だから感謝こそすれ文句を言うのは間違いです。「いつもありがとうございます」とお礼を言って一人一人が積極的に協力すれば早く終わるものです。危険と重労働、それに精神的なプレッシャーでは離職率が高くなる事も理解出来ますが「絶対に必要な人」なので留まって欲しいものです。来年は東京五輪で今年以上に来日外国人が増える筈です。年末年始に国内外問わず飛行機に搭乗する人が増えると思います。家族と自身の安全の為にも、そして「安全な国」を過去のものにしない為にも感謝する気持ちと協力する行動を。

花粉が溢れる?

2019.12.04 | Category: 院長ブログ

今まで花粉症を説明する時に「容器に入った花粉が溢れると花粉症を発症する」理論を使っておられた先生方が多かったですけど「減感作療法」というアレルギーの原因物質(抗原)を少しずつ体内に入れて慣らしていく治療法が広まると上記の理論では説明が付かなくなったのか一斉に「容器での説明」に否定的な見解が大半を占めるようになりました。そもそも容器とは「ゴミ箱」です。不要な物(この場合は花粉)を閉じ込めておく入れ物です。私の考え方は容器+違った考え方です。その説明は既に投稿済みですけど一応簡単に。身体には容器が有り花粉症の人は花粉が危険な物なので溢れると花粉症になる説明は変わりません。しかしその容器には花粉の他に冷たい食べ物、甘い食べ物、油(脂)を含んだ食べ物も身体には有害な為に一緒に入ります。だから花粉が少なくても他の食べ物が多ければ花粉が入る余地が無く花粉症になります。逆に花粉が多くても他の食べ物が少なければ花粉は溢れず花粉症にはなりません。では何故「減感作療法」は有効なのか?は、花粉を異物(外敵)では無いと免疫系に少しずつ知らせて「身体に害が無い=ゴミじゃ無い」と分かれば容器(ゴミ箱)に入らなくて良い物に成れるからです。容器の大きさは遺伝的な体質で変化しますから大きな人は身体に悪い食べ物を沢山食べても花粉を沢山吸い込んでも大丈夫ですか、逆もまた然別。好きで同じ食べ物ばかり食べていたらアレルギーになったりするのは、その食べ物が不要だった場合は容器に入れなくては為らず、また限界が有るからです。「容器の大きさは一生変わらないの?」答えは「No」です。それが「腸」への治療であり、フラクトオリゴ糖や無添加ユーグレナや発酵食品等が容器の容量を大きくしてくれるのです。整理すると「①花粉が悪者で無い事を分からせる努力をする②身体に悪い食べ物を食べ無いようにする③容器の容量を大きくする」のどれかです。勿論①②③の全てやれば完璧です。その他には東洋医学では「肺」の強化に努めます。東洋医学の肺は気管支と皮膚も司り(主り)ますから皮膚に付着して体内に侵入する花粉対策にも有効です。何故「今花粉症対策なのか?」は、この時期から減感作療法を始めなければ来春の花粉症対策に間に合わないからです。各々の対処法で花粉なんか関係無い人生を送りましょう!

徘徊に対応

2019.12.02 | Category: 院長ブログ

徘徊する人に「何処に行くの?」と尋ねると自分の家が無いのに「家に帰る」と応える人が多いと聞きます。施設に入居しただけなら生家が存在している場合も有ります。しかし古くなって建て替えたり違う人が住んでいたりと、高齢者が子供の頃に育った家は存在しない場合が殆んどです。認知症の人は昔の記憶は鮮明に覚えているのに新しい出来事は忘れてしまいます。高齢になってから急に環境が変わると認知症を早めると聞いた事も有ります。自分の記憶だけが安心出来る拠り所だから昔の記憶に有る「生家」を探して徘徊するのです。しかし遠方で有ったり、既に存在しなくて物理的に無理な事が殆んどです。そこで現在使われている不動産屋さんのAIを駆使した3Dの物件を見る機械。ゲーム機で頭に装着しているので知ってる方も多いと思いますが、それを使って自分の生家を見てもらえば精神的な安定に繋がり徘徊も減ると思います。予め患者情報を入力しておけば懐かしい人々が画面に出演する事も。そんな介護現場になれば患者様も笑顔が増えると同時に不安が消え、介護の負担も少なくなるでしょう。簡単な事なので直ぐに導入するべきです。そんな私も家族には「お父さんは?」「また出てたわ」「あ~徘徊ね」ってランニングだっちゅ~のっ!

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三