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性は善か悪か①

2018.07.31 | Category: 院長ブログ

難しい問題なので長文をお許し下さい。質問です。性は「善でしょうか?それとも悪でしょうか?」私の考え方、正確には先日の専門家の方の受け売りなんですが、答えは「どちらでも有りません」です(なんじゃそらっ)。では本当の答えは何でしょうか?『性は幸か不幸か』と考えるべきだと。本当にこの考え方は衝撃でした。どうしても日本人は一般的に性をネガティブに考えてしまいます。小さな頃から「恥ずかしい事、人前で喋らないように」と教育されて来ました。それなのにある日突然「性とは崇高なもので有って愛し合う二人が一つになって新しい生命が誕生する」という性教育に授業で出会うのです。だったら秘め事にせず小さな頃から家庭でも教えれば良いのに子供が親に「私は何処から生まれて来たの?」「どうやって生まれて来たの?」と尋ねてもハッキリとした回答をせずに口籠ってしまった経験が親なら有る筈です。口籠って無い人でも思春期になった自身の子供に面と向かって正確な性教育をしている御家庭は少ないと思います。また更に巷で発生する性情報と性犯罪の数々を「何故発生してしまうのか」「何故駄目なのか」と正当な回答を出来る親は極少数だったと思います。しかし出発点を「性とは幸か不幸か」にすると今までのモヤモヤが一気に吹き飛び頭がクリアになり人前で堂々と回答出来る事に気が付かされたのです。例えば高校生が性行為をしようとしていたとします。つづく

有能な精子

2018.07.30 | Category: 院長ブログ

不妊原因の半分以上が男性側に有ると私は考えています。番組でも健康には自信が有るという一般男性の精子を調べると運動能力や稼働率が低くDNA欠損の精子も数多く存在していました。これはストレス、寝不足、運動不足、食生活の乱れという生活習慣が大きく影響を与えていたのです。NHKの番組内では上記の改善を指導して実践してみると、たった2週間で数値の改善が見られました。『生命を繋ぐには健康的な生活をしている健康な人間の子孫が残るべきである』という自然の法則を突き付けられた思いがしました。これからの人たちは未来の子孫の為に、既にその時が過ぎ去った人たちは自身の老後の為に健康的な生活をしましょう。

性と精子

2018.07.29 | Category: 院長ブログ

昨夜はNHKが過激でした(台風の影響だったのか?)。NHKスペシャルでは『精子力クライシス』という題名の放送が有りました。このブログでも何度か精子の問題を投稿してきましたが、ゴールデンタイムにNHKが流す内容としては一般的な御家庭には過激に映ったかも。しかしそれだけ日本人の精子の問題点が山積している事と、少子化問題が「待ったなし」の状況まで追い詰められている裏返しだとも思えました。日本は形振り構っている場合では無いのです。Eテレでも『ウワサの保護者会』で性の問題が取り上げられて両親が性について「どのように説明すれば良いのか?」という内容でした。またBSでは『専門家だってヒトゴトじゃない』で、やはり性の問題を取り上げていました。性の問題は人前で話すものでは有りません。しかし大事な問題です。では「いつ教えるのか?」「誰から学ぶのか?」「人前で話す内容では無いという事は悪い事なのか?」「情報が氾濫している現代、歪んだ性情報が先に入るのでは無いのか?」等々、切実な問題点を話し合っていました。しかしその中で「凄い!」と思った専門家の言葉が有りましたので紹介します。「性を『善と悪』で考えがちだが性は『幸か不幸』で考えるべきである」と。これは衝撃的で突き刺さりました。今までのモヤモヤが吹き飛びました。全快堂の患者様には「幸せの妊娠」は有りますけど「不幸な妊娠」は有りません。だから全快堂では「性の問題」は取り上げて来ませんでした。しかし私がスポーツジムで小学生~中学年の子供達を指導している時に質問された事の中に性に関するものが有りました。しかしその時、恥ずかしながら私は「御両親に聞いて」と逃げていました。答えが無かったですし家庭毎に考え方が違いますから今でも適切な対応だったと思っていますが「答えを持っていたのか?」と尋ねられたら「持っていませんでした」となっていました。ですから「幸か不幸」は素晴らしい回答だと思いました。有能な精子の作り方、幸か不幸かの説明は長くなったので次回にします。

脈診恐るべし!

2018.07.28 | Category: 院長ブログ

全快堂では毎回「脈診」等で体調チェックします。寝不足や便の調子とか。その中でも「食事のチェック」は特に慎重にします。冷たい飲食が多過ぎるとか油の有無とかです。その中で糖質には特に煩いです。糖質過多は糖尿病になる事は当たり前ですが、糖化により動脈硬化になり梗塞、老化、認知症、不妊症とあらゆる病気の元凶となるからです。しかし毎回チェックしていると大変興味深い事が有ります。それは糖質でも「御菓子を食べても糖質が溢れない」のに「ビールを飲むと溢れる」という人が居るのです。他には「和菓子は良い」のに「洋菓子は駄目」とか人によっては全く逆の人とか「果糖」が駄目な患者様とか人それぞれなのです。という事は糖尿病の食事制限指導や巷で言われている『糖質制限』なんて糖質を纏めて考えているので効果がバラバラになり易いと言えます。糖質に対する考え方も『オーダーメード』でやらないと効果的な治療結果は望めないと思います。自分がどの糖質に弱いのか?どのくらいなら食べても良いのか?知っておくべきですね。

今日は楽だぁ

2018.07.27 | Category: 院長ブログ

毎朝ランニング通勤している事を全快堂の患者様なら知っている事ですけど(決して健康の為ではありません。ガソリン代が無いだけです)今日は走っていて楽でした。最近の炎天下ランニングの疲労が蓄積していた事は分かっていましたが、やっぱり朝から気温が高かったんですね。毎日走っていても疲労が抜けない=年齢的な事かなぁと一抹の不安を抱きつつ走っていましたが本当に今日は走っていて全然疲れませんでした。神に誓ってドーピングとかやっていませんよ(笑)。よく考えたら毎年真夏に落ち込んで秋になると復活して安心しての繰返しでした。最近毎朝抜かされていた「自転車のオバちゃん」にも今朝は逆に余裕で追い抜いて走れました。良かった~っ、体力は然程落ちていませんてした。こう考えると真夏の東京オリンピックのマラソンは苦しいでしょうね。サハラ砂漠のマラソンとか有りますけど出場して完走する人は凄いですねぇ(所ジョージ風でお願いします)。現在の夏期の練習は長時間や本数や距離は短く少なめが主流なんですけど、古い人間の私は『根性第一主義』なので辛い練習=効果が有るんだと、本来は駄目な練習と否定をしつつも頭の片隅で肯定していた自分が居ました。では本来はどんな練習がいいのかといえば『ウィンゲート式インターバル』というのが有りましたので簡単に紹介します。まずトレーニング前のアップに10秒の全力疾走を取り入れたウォーミングアップを5分行います。そしてトレーニングは30秒の全力疾走を4~6本を行うだけです。しかし必ず守らなくてはならないのは全力疾走から次の全力疾走の間は4分空ける(休む)事です。すると30秒の全力疾走が本当に全力で走る事が出来るのです。距離的にも本数的にも少ないからこそ全力で行う必要が有りますし全力でやらなければ効果がありません。それを2週間で30本は行ってもらう程度が効果的で且つ疲労が溜まらない練習方法だそうです。つべこべ言わずに、やってみよう!

暑い時の運動

2018.07.26 | Category: 院長ブログ

暑い、暑いよ、毎日暑いよ。「暑い、だって人間だもの」と『相田みつお』氏が詠みそうだけど詠んだ筈も無く、毎日「ボーっ」とする程の炎天下を走り続けています。しかし皆様は「不要不急な外出は避けて下さい」ね。ショッピングモールのウォーキングは投稿しましたが、最近全快堂では皆様の握力を測定しています。握力は全身の筋肉量を表すと言われて『寝たきりの指標』になるので継続して計測して行きます。もう一部分で全身の筋肉量を表すのは舌の力です。此方も全快堂では鍛えていますよね。誤嚥性肺炎は高齢者には大敵です。正しい嚥下は『舌の力』が必要です。よく喋る事も舌のトレーニングになりますし認知症の予防にもなります。それが笑い話なら免疫力迄もがアップするので一石三鳥です。大いに喋って笑えば腹筋強化にもなり(一石四鳥)スタイルを維持しながら華麗に加齢を重ねれるので(ここ笑う所です)金が不要です。たった今から実行有るのみ。さて、暑い現在に話を戻して暑ければ発汗しますよね。そこでハンカチなんかでは間に合わない今年の暑さにはタオルが必要。タオルで汗をこまめに拭いて気化熱で少しでも体温を下げながら水道で洗って絞る。この『絞る』という動作が握力アップに繋がるのです。筋トレ出来て、体温を下げながら、体臭を抑えれば一石三鳥(今日はそればかり)。炎天下で歩くばかりが運動では有りません。体調、環境を考慮しつつ自分の出来る無理の無い運動をコツコツやりましょう。

今月の出産は2人

2018.07.26 | Category: 院長ブログ

至上の歓びをありがとうございます!全快堂を始めて最高に嬉しい事は、数多くの生命の誕生に少しでも貢献出来た事です。ほんの一部ではございますけど生まれて来た天使たちの写真が貼られている事を全快堂の患者様なら知っていると思います。もう貼りきれ無くて既に枠からはみ出すという嬉しい悲鳴です。そしてまた今月も写真が増えます。今月は2枚です。どの天使たちも一人一人の感動を覚えています。そして妊娠、出産されたどの妊婦様に対しても喜びと感動を与えてくれた事に感謝です。しかし今月の30日に出産される妊婦様は喜びが特別です。彼女が初めて全快堂に来院された18歳だった頃は持病による手術経験が有り、体力面では完全では無く、年に何回も入退院を繰返していました。身体がダルくなっては入院して、発熱しては入院してという具合でした。だから彼女が出産するどころか、彼女自身の将来さえ心配していた事を昨日のように鮮明に覚えています。しかし来院する度に徐々にでは御座いますが力強い脈になり、見た目も元気になって行くのが分かりました。実際入院する回数も激減して体調不良で医師から入院を勧められても全快堂に来て困った事を昨日のように覚えています。そんな弱かった女の子が結婚し今月出産されます。私としては290日間経過しての出産が望ましいのですが母体への負担を考慮して病院側の方針で280日で出産させる事になりました。しかしこんなに嬉しい事は有りません。なんて幸せなんだ!今日も頑張るぞーっ!

室外機

2018.07.25 | Category: 院長ブログ

エアコンが無ければ乗り越えれない今年の夏。毎日『天災級』という表現が相応しい気温は「命に関わる」温度です。そこで無くてはならないのがエアコン。だからこそ最も恐ろしいのがエアコンの故障。故障して電話連絡すると「大変混みあってますので直ぐには無理」と言われた消費者が「早くしろ、殺す気か!」と苦情が有ったとか。気持ちは分からなくも無いですが仕方無いでしょう、順番だから。そうならないように少しでも酷い目に遭わない様にする為に、本体は掃除をしたり止める前に送風にするとかの工夫が良いとかですが真偽は不明です。しかし盲点は室外機です。室外機が壊れてもエアコンは駄目です。そこで「室外機にカバー」をすると壊れ難く冷房の効きも向上するとの事です。カバーの他には室外機が直射日光に当たらないように日陰を作ったり、濡れたタオルを載せる事も有効だとか。本来なら梅雨明けしたばかりの筈なのに。という事は暑さの本番はこれから?台風で大きな被害は困りますけど雨が広範囲に降ってくれれば少しは気温の低下が期待出来ます。週間予報では週末多少の雨が降るかもと。自然の力を期待しつつ文明の力も使って猛暑?酷暑?を乗りきりましょう。室外との温度差は通常5℃と言われていますけど外気温が40℃で室温が35℃では危険です。外気温が異常に高い場合は上限28℃くらいに設定して様子をみて下さい。体調的には7℃くらい迄が温度差の限界値と言われていますので出入りは必要最小限にして下さい。冷房病は入浴、睡眠、食事の他には全快堂推薦の「足先だけの靴下と腹巻き」です。小さな事が健康への近道です。

Dr.汞(KOH)

2018.07.24 | Category: 院長ブログ

恥ずかしながらやっと少し、ほんの少しだけ自宅の部屋の掃除を始めました。すると昔読んだ漫画が出てくる出てくる(どれだけ読んでんねん)。そんな時に私の悪い習慣で掃除の手を止めて漫画を夢中で読み始めてしまうのです、昔読んだのに。だから全く掃除が進みません(泣)。しかし今回は何故か充実感に満ちていました。というのも、能條純一氏作で講談社のミスターマガジンから出版された『Dr.汞(KOH)』を久々に読んだからです。20年以上前の医療を画いた漫画なので内容が当時は最先端の出来事を元にした漫画が、現在から見ると今ではメジャーな方法になっている事が画かれているのです。それを20年以上前に画いた事を考えると『何て素晴らしい作品なんだ!』と驚きを隠せませんでした。読んだ当時は理解出来なかった治療技術も今では大変よく理解出来ます。そして主人公がクールなのに毎回必ず『ホロッ』とさせる憎い内容。対照的な主人公を画いた作品で私が大好きなのが、原作:史村 翔氏、漫画:ながやす巧氏の『Drクマひげ』(講談社ヤングマガジン)です。どちらも医師の立場の作品ですが、全く違う角度から今ではメジャーになった「骨髄バンク」を画いた作品が『本(マジ)気』(秋田書店少年チャンピオン・コミックス)です。これは主人公が「893」なのに決して血生臭くない作品で感動作(『本気』に関しては投稿済み)です。甲乙付け難い作品の数々、是非一度お読み下さい。「いや~っ漫画って本当に良いものですね」ってお前は『水野春郎氏かよっ!』(若い人は誰も知らないよ)。そして私は散らかった部屋でまた寝るのであった(泣)。

自殺行為

2018.07.23 | Category: 院長ブログ

「そりゃ自殺行為だよ」とツッコミを受けそうな事をやってるんですよ毎朝。冷静に考えれば分かりそうなものなんだけど。また悪い癖で一人で突っ走ってしまいましたスイマセン。人は一晩でコップ1杯の汗をかきます。だから寝る前に「コップ1杯の水を飲んで寝て下さい」と患者様に指導すると同時に投稿もして有ります。しかし昨日健康番組で「脳梗塞の死亡者数の4割は夜」と聞いて朝の危険性を再認識しました。『「お爺ちゃん起こしてきて」と孫に頼むと「お爺ちゃん起こしても起きないんだよ」「まさか!」』という場面をドラマで見た事が有りますけど本当によく有る事なのです。だから冬夏問わず早朝は「救急車が走る」事が多いです。また飲酒前後の血液状態を検査すると、飲酒前はサラサラだった血液が飲酒後には「ドロドロ状態」になっていました。分かっていた筈なのに改めて突き付けられるとショックですよね。にもかかわらず毎晩のように飲酒をして(ドロドロ①)一晩寝て(ドロドロ②)朝走って通勤(ドロドロ③)するという『死の三重奏』を毎朝奏でていたとは。三重奏なら良いですが「寝不足、肥満、血液データが要注意」とオーケストラ級の身体で朝だけで無く、昼間も走っていたとは題名通り『自殺行為』と言われても仕方ありません。『私は何も自慢出来るものは有りませんけど、身体だけは丈夫です』と少し過信していました。少しは患者様に指導している半分でも良いので自分の事を反省し行動します。

当院へのアクセス情報

全快堂

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電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三