MENU TEL

ホーム > Blog記事一覧 > 2020 11月の記事一覧

FUKUSHIMA50

2020.11.10 | Category: 院長ブログ

先日は映画館に行って『キーパー』を観て来ましたけど、今回はレンタルして見た話です。『フクシマ50』という映画を御存知でしょうか?「3.11」に発生した東日本大震災の東京電力福島原発内での出来事の実話を映画化した作品です。是非見て下さい。自然の脅威の前に「人間の無力さ」が描かれると同時に、一度暴走したら制御不能なのに原発を作って活用してしまっている現実は理解し難い。しかし今も日本は原発に頼らざるを得ないし菅政権は原発活用を視野に入れた長期目標を掲げている。「無知」と「人間の驕り」を「人命」「東京の幹部・福島の現場の上下関係」に「何かしなければと功を焦る当時の菅(かん)政権」を使って表現しているのでは無くて現実に有った話です。ということは「人間は制御不能な原発は使用し無い」「人命は何より最優先」「非常事態に上下関係は不要」「遠方より現場の意見」等々を学ばされて頂きました。また日本政府の許可とか顔色とか伺わず、困っている人が居れば助ける「人命第一」という当たり前のことを行った米軍の「ト・モ・ダ・チ作戦」に感謝すると共に感動を与えて下さったことに日本人として御礼を申し上げます。そして自らの命の危険も省みず被害を最小限にして下さった現場の方々、被災された方々、今も復興に携わって居られる方々が沢山居ることを改めて考えさせられました。スイッチ一つで快適な暮らしが出来る電気、使っているだけで良いのでしょうか?一人一人が無駄な電気を消すだけで変わる筈です。全快堂も「あの日」以来電灯を一つ置きに間引きしました。今も実行していますけど「電気代が払えないの?」と思われていますけど、全く違うことも無いので有り難いです(笑)。自然エネルギーの活用は素晴らしいですが太陽光が反射して民家に迷惑を掛けたり、風力発電のプロペラ音の低周波被害とプロペラ落下、波による発言は台風や万が一の津波時には大丈夫なのか等、十分な検討が必要だと思います。最後に莫大な税金投入して「地震予知は出来ません」と発表するなら民間でも予知確率が高い人が現実に居るのですから彼を援助活用するべきだと思います。

細菌流出

2020.11.09 | Category: 院長ブログ

中国・蘭州市で細菌流出が囁かれていましたが周辺住民6600人が『ブルセラ症』に罹患して「事実だったんだ」と思いました。コロナウイルスが各方面からの情報を鑑みますと私は中国の海鮮市場が発生源と思いますけど、中国は「米国が持ち込んだ」と訴えています。だから「完全な」真偽のほどは分かりません?けど、まさかこの最中「新たに感染症のニュース?」「中国、脇が甘くない?」「フェイクだろう」と思っていました。昨年七月から八月にかけ市内の製薬工場から人畜共通感染症「ブルセラ症」の細菌が流出し、周辺住民6600人の感染が判明したと発表(中日新聞より)。製薬工場も「ずさん」だけど中国も「ずさん」だろう、信じられない。コロナが終息してもいないのに次の感染症?こっちが先なのか?ブルセラ症の症状は発熱、悪寒、強い頭痛、関節痛、腰痛等々が有りますから場合によってはコロナ感染症が広まり始めた頃と重なり混同されていた可能性も発見、公表が遅れた要因かもしれません。しかし次から次に中国から感染症が広がるとなると「細菌兵器の開発」との疑いも拭い切れません。このブログに昔、毛沢東氏が「近代兵器との差は人命で補う」という主旨の発言をしたと投稿しましたが、まさかアウシュヴィッツ並みの自国民による人体実験は流石に今の中国でもやらないと思います。でもチベット自治区やモンゴル、ウイグル自治区や香港で拘束した人々の扱いがネットから漏れて聞こえてくると心配になります。中国は世界中から標的にされる可能性が有りますが米国に経済で肩を並べた?追い越した?現在の政治体制では「反省」の文字が見えません。これでは世界中を敵に回す日も遠く無いかもしれません。中国という大国にも「謙虚さ」が必要な時かもしれません。世界は米国大統領選挙に注目している間も注意しなければいけません。

貪欲

2020.11.08 | Category: 院長ブログ

あれもこれも欲しい。「貪欲」なんてまだまだ良い言葉。本当は只の「強欲」「欲張り」それが私です。小さな子供が「オモチャが欲しい」と床に寝転び駄々を捏ねるような。子供なら仕方ないけど人生此処まで来てしまうと直らないですね。あれを知りたい、これを治したい。厄介な性格なんですけど全快堂に来る同じ患者様でも、毎回体調が違うし症状が違うから「前回はアレでアプローチしたから今回は」と手を変え品を変えての対応は一貫性が無いチャランポラン、私の性格そのもの。勿論「柱」は自分なりに有ります。しかし柱を掘り下げ勉強している時間は開業したら(走り始めたら)ありません。同時進行しなければ患者様に迷惑をかけることになります。「だったら開業するのは早いんじゃないのでは?」ごもっともです。しかし身体、生命、治療方法の全て解明するのは千年後も一万年後も無理でしょう。だから出来る範囲でやるしかありません。柔道整復師(ほねつぎの正式名称)の仲間には「西洋医学(整形)をもっと勉強しろよ」と言われ、鍼灸師の仲間には「もっと東洋医学(鍼灸)を」と。おっしゃる通りでございます。しかし全快堂では多種多様な患者様が来院されます。病院だったら脳外科、精神科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科、呼吸器科、循環器科、血管外科、消化器科、婦人科、泌尿器科、皮膚科等々です。だから出来る限りの勉強会には医療関係者に許可を取った上で出席させてもらって来ました。昨夜もリモートで素晴らしい勉強会を受けさせて頂きました。しかし私のキャパは常にオーバー気味で自身の頭の悪さに落ち込んでいます。もっと広く、もっと深く掘り下げなくては患者様に申し訳ない。それには時間が足りない。だから私は「全快堂を必要に思っている患者様に絞る」ことを更に進めます。「一見様御断り」「時間厳守」「キャンセル御断り」はその布石です。すいません、本当にごめんなさい。私のキャパが小さいことを患者様に押し付ける結果になりまして。まだ発表は出来ませんけど次の一歩も考え中です。しかし私の引退または寿命迄の競争ですね。人生は短い!時間が足りない!毎日ランニング通勤中にサザンオールスターズ、矢沢永吉、ミスチル、プロレスラー入場曲等々と一緒に『あ、やるときゃやらなきゃだめなのよ(byクレイジーケンバンド)』を聞いています。結局つべこべ言わずに、やるときゃやらなきゃだめなのよ!

烏滸がましい

2020.11.06 | Category: 院長ブログ

全快堂は鍼灸接骨院に分類されます。身体のあちこちの痛みの解消、健康になろうと努力している人が集まる場所が『全快堂』ですが、冷静に考えてみると実に「烏滸がましい(おこがましい)」と思います。全快堂では菅総理で注目されている不妊治療とは程遠いですが鍼灸治療による不妊治療もやっています。しかしそれを含め「治療」という言葉は「施術して治す」を指す言葉で私の行っているレベルは「壊れた身体の一部分を快方に向かわせる」「老化を少しでも遅らせる」「生命の誕生の後押し」という「ほんの少し」の部分を担っている訳で「治療=治す」なんて表現は、まさに身のほど知らずの所業だと改めて感じる今日この頃。というのは実際病院での数年間の不妊治療で結果が出ずに諦めて全快堂で再度挑戦して生まれた?子が高校生に成ったり成人して来ると自然と涙が頬を伝い感動すると同時に、生命の営みの一部を手伝った結果「この子がこんなに大きく成長して次の世代にバトンを受け渡す日が来るとは」と。その長い生命連鎖が終わらなくて良かったと心の底から思えるのです。しかし難しく考えたり自分が手伝ったなどと偉そうに宣っている時点で「人間失格」なんです。実は私なんて何もしていないことに気付かされます。それらは全て「神」の力なのです。私は常に繰り返していますけど無宗教無宗派で神の存在を信じていない「ヒトデナシ(人で無し)」ですが説明上、都合の良い?悪い?時だけ神の存在を主張します。健康になる条件、老化を遅らせる条件、身体を治す条件、生命が誕生する条件、それら要望する問題に対する条件各々が全て揃った時に「勝手に上手く行く」訳で、これほど精巧に事が進むのは奇跡としか表現出来ず「神が手伝っている」となるのです。だから私がやっていることは「⚪⚪が足りない」と患者様に気付かせて上げるのみ。例えば酸素不足だった理由が「肺が大きく膨らまない」だった場合だけでも姿勢が悪い、肋間筋の動きが悪い、骨盤後傾になっている、腸腰筋が硬い、毛細血管がゴースト化している等々が有りますから「⚪⚪しましょう」とアドバイスすれば症状が改善します。結局は自然治癒力が働き静観していれば治るのですから、外部からの作用が治している訳ではありません。そう考えると私の職業名は治癒家では無くて何処が原因か?何が足りないのか?という『気付かせ屋』、「⚪⚪をやってから⚪⚪しましょう」という『段取り屋』ってとこでしょうか。お医者様が「傷口を縫うことは出来ても塞がるかは本人次第」という言葉を聞いたことが有ります。目に見えないウイルス一つで世界が大混乱する現在、ヒトの出来ることなんて知れてると思わされます。

キーパー

2020.11.05 | Category: 院長ブログ

映画『キーパーある兵士の奇跡』観てきました。めちゃくちゃ良かったです。私は映画『鬼滅の刃』はまだ観ていませんから決して「キメハラ」とは違いますので勘違いしないで下さい。本当に良い映画でしたが祝日にもかかわらず観客は全員で10名に達して無いぐらいガラガラだったので映画館側には悪いですけど、コロナ禍での映画観賞としては最高でした。実話の映画化ですが「出来過ぎじゃない?」と思えるほど良く「まさに奇跡」の物語でエンドロールの曲も最高で最後の最後まで楽しめました。コロナ感染者数が再び増加中なので勧めては駄目かもしれませんから「直ぐに映画館へ」とは申しませんが、推薦作品間違い無しなので「何時か」ネットやレンタル等で是非観て下さい。

独裁者?

2020.11.04 | Category: 院長ブログ

「惨めったらしく蹲る(うずくまる)のは止めろ!そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない。奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者。笑止千万、弱者にはなんの選択肢も主導権も無い。尽く(ことごとく)勝者に力でねじふさせられるのみ」と流行りの『鬼滅の刃』の言葉を拝借して国の防衛について考えたい。少し前に投稿した『日本学術会議』の内容とリンクしますがお許し下さい。万が一凶器を持った凶悪犯が家に侵入して来た時に家族に危害を加えようとしている場合あなたならどうしますか?①何もしない(無抵抗)②家族を置いて逃げる③説得する④武器は持たずに立ち向かう⑤武器を探して立ち向かう⑥近所に助けを求める⑦警察に連絡する、さぁ何番ですか?緊急事態に警察が間に合うでしょうか?近所の人が闘ってくれるでしょうか?何も持たず闘って勝てるでしょうか?闘おうとした時に家族を人質に取られていて危害を加えようとされたら、それでも抵抗出来ますか?警察が包囲しても時間がかかるのに簡単に素人の説得に応じるでしょうか?答えを誘導しているのではありません。嫌な答えしか残っていません。米国大統領選挙の結果次第で暴動が起こる可能性から14歳の少女が自衛の為に拳銃を購入して練習しているのをテレビで見ました。日本で同じことが起こっても拳銃購入をする人は殆んど居ないでしょう。何故なら相手も拳銃までは持って無い可能性が高いからです。では国同士の状況に置き換えて拳銃を核兵器にします。上記の理論で考えれば「核兵器」を世界中の国が持たなければ核兵器の必要性は無くなります。逆に相手が核兵器を持っていて何も持たず無抵抗で過ぎ去ると思いますか?核兵器まで考え無くてもミサイルや戦車や戦闘機等々の武器を持っている国が、飢えと寒さの飢餓状態で死ぬしか無い場合に国民に対して「私と一緒に餓死してくれ」と指導者が言うと思いますか?「あなたならどうしますか?」と。浅瀬に船を座礁させた後に沈没させて「軍事基地は造らない」「滑走路は造らない」と言い続けて要塞化する国が近くに存在して我が国の海域の無人島付近を常にウロウロしていたら「あなたならどうしますか?」と。国際社会に訴えますか?実際問題解決に至っていますか?再度「奪うか奪われるかの状況の時に主導権を握れない弱者」は時として一瞬にして力で捩じ伏せられるのです。だからと言って「力には力」の衝突は避けたいから自衛の為に「軍事力の保持」に一応留めているのが今の日本。日本学術会議は戦争突入を阻止するどころか加担してしまった反省から「戦争に関する学術研究は一切しない」を忠実に守っているのは素晴らしいです。しかし確かに税金を遣っているので「国民の生命を守る」立場でなくていけないから国際情勢の変化に呼応した対応策(軍事)を研究することも理解出来ます。一つだけ言えることは「自分の周りにイエスメン」だけ配置するのでは独裁者です。

目は口ほどに

2020.11.03 | Category: 院長ブログ

「目」が大事なんて子供でも知っている。しかし身体の不調の原因が「眼球の動き」と関係しているとは治療家でも一部の人しか知らない。だから眼球の動きで身体全体を治そうなんて考えもしない。でも再三再四この場で「ヒトは目が水平に成らないと感覚が乱れる」と投稿してきました。水平を保つ為に首で有ったり背骨や骨盤等々を歪ませてまで目の水平を保とうとする。それは高さの問題ですが「眼球の動き」も勿論注視しなければいけない。上下左右そして右回転左回転と引っ掛かりを感じ無いであろうか?ゆっくりやらないと眼振となり目眩がするかもしれません。左右差や引っ掛かり、痛みが感じられたら眼球自体なら眼科ですが動きの過程での違和感ならゆっくり動かし改善されれば身体の不調が改善されているかもしれません。そして「目は口ほどに物を言う」の「口」も大事ですが「歯」も「歯茎」も「舌」も「喉」も「口唇」も大事なのに個々で考えずに漠然と大事と考えがちです。マスクをするようになって口の動きや口腔内を治療時に見る機会が少なくなりアドバイスが少なくなったことを反省しています。しっかり閉じて口呼吸は駄目ですし舌は出来る範囲で上顎に着けて欲しいけど歯と歯は接触させないことが理想。そして「噛み合わせ」の重要性は知っているけど「この部分に力が加わり過ぎると」または「噛め無いと」頭痛、肩凝り、腰痛、目眩、五十肩等々になると個々には知らない人が多いのが現実です。開院当時から「この症状はここで噛んで無い」「ここで噛み過ぎ」と掲示して有りますけど他人事のようになっています。そこで勝手ながら「今月は口の注視月間」として患者様の口腔内のアドバイスと改善をします。勿論「感染予防は徹底」しますのでご安心下さい。最低限「歯磨き」はしっかりやって日々の生活をして下さい。来月は耳にしようかなぁ。

キャンセル料

2020.11.02 | Category: 院長ブログ

キャンセル料を取ることにしました。コロナ禍で「患者数が減った」という話を巷で聞きますが、全快堂は嬉しいことに増えているのが現状です。しかし手放しでは喜べない事情が有ります。全体の患者数が増えれば当然問題も増えます。特にコロナ禍ですから「急に子供の面倒を見なければ」とか「旦那が在宅になって」とか当人の問題では無いケースが増えたのも事実。だから23年間キャンセル料を取りませんでした。しかし調べてみるとキャンセルや変更する人は殆んど同じ人で有ることが分かったのです。「またこの人だよ」という具合。10年間毎週必ず来ていて一度もキャンセル無しの患者様は多数います。中には20年間毎週来ていて一度もキャンセルや変更無しの「有り難い強者」もいます。人間だから「絶対に私はキャンセルしない」なんて有り得ないけどキャンセルや変更無しの人には傾向が見られます。「⚪曜日の⚪時は全快堂」とスケジュールに組み込んでいるから忘れないし他の予定も入れないからWブッキングも発生しない。コロコロ変えれば発生の可能性が大きくなるのは至極当然。健康、予防の為に毎週来ているから風邪も引かないので健康そのものになり休まない。迷惑なのが「とりあえず」という安易な考え方の持ち主。当然のことながらキャンセルや変更の多い対象者に。そんな人は全快堂に限らず知らず知らずのうちに他の人とも付き合いが希薄になっているとも考えられます。私のように口には出さなくても少しずつ周囲の人が離れているかもしれません。その対人関係がストレスとなって体調を崩す原因かも。「約束を破らない」「時間を守る」という今さらながら人として最低限のことを心がけて欲しいです。このタイプの人の共通点を伝えますと「自分は悪くない」と責任転嫁するのです。遅れる人は「信号が」「前の車が遅くて」「出ようとしたら電話が」と。突き詰めると「ギリギリに行動する」「問題を先送りにする」タイプの人なのです。先送りするから「やらなければならないこと」を消化せず増えます。結局やらなければならないことが重なり「忙しい状況」を自ら作る始末。そういう人のことを「横着者の夜稼ぎ」と投稿したことが有ります。結局これもストレスになりますから意外と病を自身が作っているかもしれません。また慌てれば事故や転倒する危険も増え怪我に。そういう危険なオーラが漂っている人は周囲から一人また一人と人が離れていきます。私も出来れば「そんな人」とは付き合いたくありません。人の幸せオーラ、元気のオーラを奪いに来る人からは「キャンセル料を取って嫌われたい」のです。そんな人は「来て欲しくない」から。誰でも突発的な出来事は発生します。体調を崩すことも有るでしょう。しかし最低限にする努力をすれば最小限に出来る筈です。全快堂は23年間一度も突発的に休診にしたことがありません。私も人間ですから病気や怪我や事故の可能性は皆無ではありませんけど今日までは休まずやって来れました。それは皆様の予約が入っているから「使命感」でやって来れました。だから本当に皆様のお陰なのです、有り難うございます。しかしだからこそ「キャンセル料」を取って「悪い気は排除して」良いオーラで満ち溢れた全快堂、入っただけで元気になる全快堂にします。どうか御理解下さい。最後に私は「有り難う」という言葉が大好きです。有ることが難しい=決して簡単では無い、困難を乗り越えて成し遂げるから感謝の気持ちがいっぱいになる。有り難うございます。

満ちれば欠ける

2020.11.01 | Category: 院長ブログ

米国は大きく自由な国です。適切な表現ではありませんけど大きな敷地に牛を放牧したような国です。各々が好きな行動をしていても問題はありません。そして日暮れが来れば牛だったら牛舎に向かって一方向に歩きますし歩かない牛が居たとすれば強制的に歩かせます。しかし人間は違います。考え方が行動に反映される為に命令に従わない人間もいます。国が敵と戦う時には同じ方向を向いていたとしても文明が発展すればするほど情報も流入して一層混乱をするのは至極当然のことです。第二次世界大戦時には一致団結して「国家社会主義国」と戦った米国がベトナム戦争時には自国の戦争に疑問を持ち始め、徴兵に従わない国民も出てきて米国内でも戦争反対論が急速に拡大して国を動かしました。その「自由の国」「裕福な国」「憧れの国」で在るが故に人が集まって来る=移民が増えて、人が集まれば宗教や考え方、生活様式も違うのは当然。頻繁に小さな衝突が有っても誰もが問題に手を着けないでいました。何故なら人種問題は所謂「パンドラの箱」で一度開けたら収拾出来ないことを知っていたからです。しかしビジネスマン出身の大統領は敢えてその問題を逆手に取り大統領に就任しました。あの自由な国は自由を履き違えて「暴走モード」に発展してしまったのです。これを終息させる為に意図的に外敵を作る=戦争を始めるほど米国人が愚かとは思いませんが一抹の不安は有ります。一方今や米国より巨大な国になった中国は歴史から「民衆」により滅びた経験を踏まえ徹底的に弾圧を加えて大火事に成らないうちに小さなボヤを消しに回っています。但しいち早くボヤの情報を知る為に国内に情報網を張り巡らして人民の行動を監視しているのでボヤの発見=敵を増やす結果になり、ボヤが多発して人民の不満が膨らみ始めているのは間違いありません。ボヤが単独なら大火にはなりませんけど「モンゴル」「チベット」「香港」「ウイグル」そして今回の「コロナウイルス」は世界中の人に多大な悪影響を与えたことで外圧も高まりつつボヤが連結したら、、、。特にウイグル自治区はイスラム教徒なので過激派の矛先が向けば一気に暴発する危険も有ります。平家物語に「盛者必衰」と有りますが永遠の繁栄は難しいです。完成した瞬間から崩壊が始まるので「日光東照宮」の柱が一本反対にされていることを以前投稿しましたが「驕り高ぶる(おごり)」は破滅の始まりと考え、常に「謙虚を」と考えさせられました。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三