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沈殿と上澄み

2020.10.31 | Category: 院長ブログ

今日は経済失策の話。勉強が出来てもアホな奴等ばかりが考えていると感じる経済政策。何故なら「昨年同時期の倒産件数より少ない(=給付金が活用されている)」と胸を張っているからです(アホか)。日本は社会主義ではありません。現実に競争が有るから勝者が居れば敗者が居る(倒産した企業を敗者という表現は適切ではありませんけど許して下さい)。コロナ感染が世界中に広がら無くても当然倒産する企業は有るわけで倒産件数が例年並みならば「給付金の支給は適切」となり今回の倒産件数が例年より少ないのは「過剰支給」の表れです。給付金は税金なので負担は国民に返ってきます。政策立案者は公務員で関係無いですが考えて欲しいですけど上記の発言では無理でしょう。突然ですが泥水を混ぜると全体が濁ります。それがコロナが広がり始めた「混沌」とした状態を表すとします。暫く置いておくと上澄みと沈殿との二層に分離します。透明の上澄みはコロナ禍でも上手く乗りきっている企業を表し、濁っている沈殿部は苦しんでいる企業です。更に上澄みでも表面に近い絶好調企業と沈殿物に近い「やっとこさ」の企業が有るように、沈殿部も二層に分かれます。沈殿部でも上澄み近くの「もがいている」企業と沈殿部の底の倒産寸前企業も有ります。給付金の基準は厳しいです。それは「応募数が増えては困る」という理由で理解出来ます。しかし政策立案者なら、もう少し考えるべきだと思います。透明の上澄み下部の企業は「あと少しのエネルギー注入」さえすればコロナ禍でも安定性を取り戻し乗りきれて末長い納税で国に貢献出来る企業ですからピンポイントで支給するべきです。更に同じように沈殿部の上部こそが「倒産寸前」で必死に頑張っている企業です。ここに給付金を注入すれば倒産せずに生き返る、または存続する可能性がある企業です。これは失業者数を抑え失業保険等々の支払いを防ぐことに繋がります。それなのに立案者は厳しい基準を儲けているのでズル賢い輩は故意に売り上げを減少するように休業したり入金や支払いを調整して給付金を貰っています。ハッキリ言って「それが可能な企業」は体力があるからこそ細工出来るのです。そんな細工をしている企業はスーパーコンピューターやAIを駆使して何年後になっても厳罰に処して欲しいです。また基準を厳しくしたということは結果的にコロナ禍で無くても倒産する可能性の企業まで助けることになって、それらの企業はコロナに無関係で業績が悪かったので、いずれ倒産する筈の企業で給付金を注入しても結局は存続の見込みは薄いから給付金を税金として取り戻すことが出来ないことになります。何でこんなことを書くのかと云えば「給付金を貰っていない奴は経営者失格」という雰囲気さえなっているからです。最近は「確かにそうなのかも」とさえ思える自分が居ます(アカンアカン)。持続化給付金の虚偽申請をして返還を希望している輩が6千人を超えています。これは氷山の一角で適所に配布されていない証拠です。完全失業率が発表され、その数字に「あれっ、結構低いなぁ」と感じます。「働く気が無くなるほど落ち込んでいる」人はカウントされないデータは全く信用出来ません。給付金にしろ完全失業率にしろ「お上」は信用出来ません。自分を信じ、家族を信じ、患者様を信じて今年も残り2ヶ月一緒に頑張りましょう!

ずっと旬

2020.10.29 | Category: 院長ブログ

「必要とされているうちが花」「忙しいことは良いこと」「コロナ禍の今は前進有るのみ」というポジティブな人たちと会いました。リモートでは話し合ってる人でも実際に会うと強烈な刺激を受けます。これまでは直接会うことなんて当たり前だったのに、とにかく久々に新鮮でした。こんな経験をすると出歩きたいという人々の気持ちが十分理解出来ます。でもコロナ感染者数は再び増えています。「求められるものになる」「必要とされる人になる」しかし「目立たなくメインには成らない」それが私の理想の人物です。食べるの大好きのデブは直ぐに「食いもの」で表現する。その方が伝わり易いので御理解下さい。何にでも合う「白米」のような存在に成りたい。メインでは無いけど和洋中全てに対応する存在で毎日食べても飽きない。また「銀シャリ」「モチ」「米粉(パン)」というように自在に変化(対応)する。「そんな存在に私は成りたい」って宮沢賢治かよっ!しかしそんな存在が理想です。患者様がメインで痛みを軽減したり健康へのアドバイスをする縁の下の力持ち。銀シャリはずっとずっと存在していまが、でも飽きない(商い)。いろんな食材や料理はブームが有ります。治療法や健康法もブームが有ります。しかし全快堂はピークは無いけど落ちることも無い存在で在りたい。どんな難しい症例でも逃げない「最後の切り札」に成れるように邁進しようと思わせられる刺激を受けました。その為には自身の健康に注意して休まないで働ける身体作りが基本。初心に還る楽しい時間を過ごしました。

平均値

2020.10.28 | Category: 院長ブログ

高コレステロール値で医師から「非常にコレステロール値が高いから油料理やコレステロール値が上がりそうな食事をしないように」と言われた患者様がいましたが非常に痩せて動くのが大変そうでした。また他の患者様で表現の失礼な言葉遣いを許して頂けるなら「骨と皮だけ」のガリガリな身体つきなのに「血糖値が高いから食事を控え目に」と医師から言われた患者様がいました。どちらの患者様に対しても通院中の医師の指示には従う必要があると前置きした上で「現在の教育が平均を重視するように現代医学は平均値を重んじます。だから平均値から外れた場合は投薬と生活習慣の改善が指示されるのです。但しヒトの身体は個人差が有り一様にコレステロール値が上がる食生活、または血糖値が上がる食生活が悪さをしているのではありません。医師の指示に従いながら自身特有の食生活を見つけましょう」と伝えました(この内容の途中経過報は以前投稿しました)。どちらの患者様もコレステロールの入った食事をして、または急上昇は避けつつ血糖値が上がってしまう普通の食事をしていましたけど結果的に数値が安定して「今の食生活を続けて下さい」と言われたそうです。「???」今の食生活は指示された食事内容ではありませんでした。もしも指示された食事内容をしていたら、あくまでも「もしかしたら」ですけど少し動くのも辛そうだったので動けなくなっていたかもしれません。決して誰もが個人差を盾に独自の食事を推奨しているのではありません。但しコレステロール値が高いと言われた患者様の脈は決して「油料理の摂り過ぎ」では無く、血糖値の高い患者様の脈は決して「糖分の摂り過ぎ」ではありませんでした。どちらの患者様も15年以上全快堂に通院中の患者様(全快堂通院以前から既に病名が付いていました)ですから安心して経過観察が出来るからこその助言だったことは言うまでもありませんが「人は各々顔が違うように一律の食生活が必ずしも良いとは言えません。但し『だからといって』医師の指示が間違いではありませんし『無視しろ』なんて言っていません」ので勘違いしないで下さい。独自の判断で勝手に食生活を変えることは危険なので、必ず医師と相談してオリジナルの食生活を模索して下さい。正常範囲内が理想ですが、身体を壊してまで「数値だけ正常」になっても健康とは程遠いです。真の健康を目指しましょう!

輪ゴム治療法

2020.10.27 | Category: 院長ブログ

勧める訳ではありませんけど私が自身の応急処置に行う治療法を投稿します。それは輪ゴムを使った「輪ゴム治療」です。常に投稿しているように私は皮膚に着目していて、見立ても治療も『皮膚に始まり皮膚に終わる』と考えています。そして皮膚の表面の極浅い部位が特に大事だと考えていますけど皮膚への刺激は僅かな力のでも奥深く浸透してしまいますし微妙な力加減は熟練の治療家が落ち着つて行わなければ上手くいきません。そんな時に偶然手首に巻いた輪ゴムを引っ張り離すと理想に近い刺激が加わりました。治療家の方々なら御存知ですが、肘から末梢の手首と肘、膝から末梢の足首、膝の周囲には重要な経穴(ツボ)が沢山有ります。しかし自身の治療する場合、両手が使えない上肢の時には苦慮していました。また利き手を使用する場合は良いですが「利き手に」治療する場合は、これまた苦慮していました。しかし輪ゴムは引っ張り離すだけなら左右均等に狙った部位に理想の刺激を加えることが出来て大助かりです。勿論大腿部や腹部等の両手が使え「どんな刺激を加えることが出来る」部位に輪ゴムを使っても良いでしょう。皮膚表面への刺激を狙って皮膚を撫でれば表面に刺激が加わりますが、人によっては「くすぐったい」という刺激が先行するタイプの人も多く、意図する刺激とは異なってしまうケースも有ります。また指圧のような治療では皮膚表面で摩擦が発生しないように手と皮膚を密着させた刺激に限られます。「僅かな痛み刺激」に拘っていたので「つねる」も勉強しましたが私の理想ではありませんでした。しかし最も単純?な輪ゴムは私の悩みを「とりあえず」解消してくれました。更に拘れば輪ゴムのサイズや伸びる程度も個々に違いますが、これほど安価で気軽に独りで出来る私の理想に近い刺激を与えてくれるアイテムは今のところ他にはありません。今後も改善点や違うアイテムを探して報告します。

行ってきました

2020.10.26 | Category: 院長ブログ

用事の帰りに『ららぽーと東郷』に行ってきました。凄く大きいですねぇ。田舎者の私は「大きな商店街?はイオンしか無い」と勝手に考えていましたから驚かせされました。更に驚いたのは人の多さです。コロナ禍になって自宅と全快堂の往復しか行ったことが無いと言える行動範囲だったので、人の多さに「えっ大丈夫?」と思える3密を久々に体験してきました。見方を変えてみると世間では「とっくに」人々がコロナ禍以前の生活を取り戻しているようなので「これだけ3密になっているのに感染者数は意外に増えないんだ」と驚かされました。しかしまだまだコロナ感染者数が多いのは事実ですから私は今後も3密を避けて基本的な注意事項を守って日々を暮らしていこうと思います。皆様も安心は「まだ早い」と考えて「外出は最小限」にして下さい。一日も早く終息宣言が出ることを願うばかりです。

新健康法

2020.10.25 | Category: 院長ブログ

めちゃくちゃ簡単で誰でも出来るし金も要らない。こんな新しい健康法を発表致します。あっ、そんなに期待しないで下さい。自分でハードル上げ過ぎました(反省)。コロナウイルスに対処する為にも大きな深い呼吸で、しっかりと肺胞(気管支の末端)を膨らませ無ければいけません。またITの発達で労働環境の変化に加え、コロナ禍で「猫背」「巻き肩」の人が増えました。頭痛、肩こり、腰痛、冷え性、ネガティブ思考と『酸欠』が原因と思われる症状が沢山増えました。そこで患者様に試して欲しいものは『後ろポケット健康法』です。「①背筋を伸ばしてしっかり立つ②両手を後ろポケットに入れて尻にピッタリ当てる③両肘を可能な範囲で近付ける」だけです。これは五十肩の治療や予防にもなりますから素晴らしい。更に応用編は『後ろポケット健康法』を実践しながら椅子に座って立ち上がるを繰り返す『正しいスクワット』です。前屈みになり難いので「スクワットあるある」の膝を痛める駄目スクワットの予防にもなりますから素晴らしい(自画自賛)!金も要らないし直ぐに出来るから是非やってちょっ。たぶん痛くなる部位が有ったら、そこはファシア(膜、繊維)が密着しているので無理せず「ゆっくり」「痛みが出ないように」実行して下さい。そして痛みが出たら直ぐに全快堂へ(営業かいっ!)。また本が出せるなぁ。

HPを持つと

2020.10.24 | Category: 院長ブログ

ブログ投稿を始めて既に1670回に迫ろうとしています。以前も愚痴った話ですがスイマセン。HPを持ったのは「患者様に治療中に話せなかったことを説明するツール」として持った為に『宣伝』という意図はありませんでしたが案の定、「私どもでホームページを作りませんか?」の営業が多くて本当に迷惑です。また「検索順位を上げましょう」の営業も。そうなると検索順位は業者がやってる訳で「検索順位=人気」ではないことになります。飲食業では問題になりましたけど、治療業界でも業者に頼んで上位にしてもらっているなら最早「医業=商売」となり「儲けよう」という邪心邪念の気持ちが治療に反映されることになり「大丈夫?」という気が私はします。以前投稿しましたけど昔の人は大事なことを『言葉遣い』に込めました。先日の「息」も、以前の「気」も。ネガティブな言葉遣いをすると力が弱くなりポジティブな言葉遣いでは力強くなることは有名ですが治療を商売と考えている人が行う治療は多少なりとも違うと思います。困っている人を「食いもの」にする悪徳業者が居る一方、更にその悪徳業者を騙して「食いもの」にする詐欺集団がいると投稿したことが有ります。上には上が居ますねぇ、いやこの場合は下には下か?突然ですが『劉備』の人気は「民に重税を徴収して自分たちだけが裕福な生活をしなかったから信頼された」と。だから負け戦で逃げてばかりでも民衆は彼を信じて一緒に行動したのです。「先ずは民のことを思う」を置き換えれば「先ずは患者様のことを思う」となります。投稿済みで繰り返しますが「人の為=『偽』」ですし、企業の「企」とは『くわだてる』と読みます。邪念や邪心に陥らないように「清く正しく」悪魔の囁きに負けず今日も頑張ります!清く正しく美しく、あっこれは宝塚か。美しくは不要でした。悪霊退散!コロナ退散!

床屋

2020.10.23 | Category: 院長ブログ

本日はコラム風に。私は同じ床屋に15年ほど通っている。投稿済みですが「男は気が小さいので行きつけを作る」と。「めんどくさい」という人も居ますが居心地が悪いのは自身の要求を主張出来ていない証拠で、相手先を変えるか自身が我慢するしかない訳で、居心地の良い場所を「見つけた」のは「言わなくてもいい」となり結局「男は気が小さい」となり女性には敵わないのである。私の頭は常にタオルを被っているので現在の髪型を知っている人は家族以外居ないのですが簡単に表現すれば床屋に行ってもバリカンだけで済む髪型です。そして本日の本題。床屋で料金を支払う時に「バリカンだけだから⚪⚪円です」と、いつも支払っているのに今日は店主の奥様が「⚪⚪円です」と。「えっ数百円だがいつもより高値だ」と思った瞬間、奥から店主が「バリカンだけだから」と、そこまで言いかけると奥様が「キッ」と睨み付けた途端に店主の声は一瞬で消えた。私は何事も無かったように言われた代金を支払い店を出た。店主も私も女性には敵わないのである。そういえば以前に新人君が顔剃りをしていて私の顔を少し傷つけて出血させたことが有った。新人君は謝り店主も謝ったけど奥様は「あ~あ、大丈夫大丈夫、ちょっと出血しただけだから」と。勿論傷つけたことなどは仕方ないし気にならない。でもウイルス性肝炎等の感染リスクが気になったのである。それに冷静に考えると「貴女が大丈夫と言う立場ではない筈」となる。しかしその言葉をグッと飲み込みヘラヘラ苦笑いした情けない自分がいた。どうもあの奥様は苦手だなぁ。そろそろ床屋を変える時期が来たのかなぁ。それとも「言うべきことを言って居心地を良くすればいいだけのことじゃないか」と、くよくよ考えることが女々しい。んっ?「女々しい」と表現するは結局「男は力が強いが心は弱い」から男性に表現する言葉遣いですが、本来女性には失礼な表現である。また「女の腐った」という表現も、全く持って失礼な言葉遣いである。男社会の『やり放題』『愚の骨頂』『パワハラ全開』ともかく一度ここで情けない自分ではございますが男を代表して全世界の女性に対して謝罪させて頂きます。誠に申し訳ございません。では話を戻して、男は事無かれ主義、わざわざトラブルを作るより自分が身を引くに限る生き物である。結果私という一人の客を失ったのである。繁盛店ではあるが「たった一人」少し違うが「蟻の一穴」は馬鹿にしない方が良いのである。その床屋とは全く違うが全快堂も注意しなければ。そこで患者様にお願いがあります。全快堂の残念な点を言って下さい。言い難いなら投書箱にお願い致します。天狗になりたいけど儲かって無いし知識も無ければ、そもそも技術も無いから天狗に成りようが無い(ちくしょーっ)。何卒、何卒末永く御支援御鞭撻のほど宜しくお願い致します。

いたちごっこ

2020.10.22 | Category: 院長ブログ

新型コロナウイルスは怖いけど治療薬も予防薬も「どちらが出来たって期待しない方が良い」です。「それを言っちゃ~おしまいよぉ」と『寅さん』の声が聞こえて来そうですけど、よく考えてみて下さい。そもそも単純な風邪の治療薬さえ有りません。出されているのはビタミン剤です。インフルエンザのワクチンは有りますが「ワクチン接種をしても罹患した」と聞いたことがあると思います。「ワクチン接種したから酷くならなくて済んだ」という人の気持ちは分かります。時間と金を使ってインフルエンザに罹患して「何でだよ、どうしてインフルエンザになったんだよ、金返せよ!」と『カイジ』なら言いそうですが誰にもワクチン接種しなかった場合の病状が分からないから、とりあえず自身を慰めたい気持ちは分かります。確かに似たようなウイルスを接種すれば身体のウイルス対処する反応が早くなると思います。だから私も施術家の端くれとして患者様に迷惑を掛けたら申し訳ないと考えてインフルエンザワクチン接種を致します。しかしインフルエンザも毎年ワクチン接種しても罹患する人が多くいます。昨年~今年の日本のインフルエンザ罹患数も南半球の罹患数も少なかったですけど、これは間違いなく「マスク、手洗い、ソーシャルディスタンス」の効果です。でもインフルエンザウイルスは毎年広がり天然痘のように地球上から無くなることは不可能だと思います。何故なら世界中の人が移動するしウイルスも生き残りたいので変化するからです。だから治療薬が出来てもウイルスは即変化して治療効果は限定的になるだけです。結局世界中の医学に携わる人々や首脳陣たちは「完璧は無理だから、この辺りで」と、落とし処を考えているだけです。一応効果が期待出来る治療薬やワクチンが出来た段階で「(終息には程遠いけど)少しは安心だから」と何とか納得?するのが良いところでしょう。多くの日本人が性格的に「感染者が一人もいないのが理想だけど無理なのは理解している。だけど日本全国の合計で1日⚪⚪人くらいにはしたい」と考えているのでしょうか?10人かなぁ、30人かなぁ?やっぱり0人?それとも『WHOの終息宣言』待ち?そろそろ日本独自の妥協点を模索しなければならない時期ではないでしょうか、本気でオリンピックを開催するなら。でも第3波の気配を感じます。思い過ごしで有って欲しいですが。

飲酒量

2020.10.21 | Category: 院長ブログ

うつ病に次いで増加傾向の「アルコール依存症」について投稿させて頂きます。私も酒が大好きです。全快堂を始めた頃に患者様を集めて呑み会を開きました。集会所を借りて酒も食べ物も持ち合いの会でした。今ならコロナで考えられないですが大宴会になったことを思い出します。飲酒は男性の方が断然多く女性の4倍だというデータも有りますが、詳しく調べてみると男性の飲酒量習慣と量共に減少傾向にあるのに比べて女性の飲酒習慣と量共に増える傾向にあると報告されているものが有ります。これはコロナ禍以前のデータなので現在は分かりませんが、男性に比べて女性の働き方は派遣やバイトやパートが多いです。コロナ禍の現在は、どうしても正社員よりも雇い止めされ易い傾向に有りますから経済的なストレスに直結します。また旦那の在宅勤務と子供の家時間が増えてのストレスが共に増えれば家族が寝静まった時間から深夜の通販番組を見ながらの「ちょっと一杯」が至福の時間なのだとか。それが「ちょっと」なら良いのですが一杯がイッパイになったとしたら。それどころか女性は「男性の半量で肝障害」「短期間で依存症に」と警鐘を鳴らす医師もいます。1日の適量は「ビール中1本」「日本酒1合」「焼酎0.6合」「ワイン4分の1本」「ウイスキーダブル1本」と言われています。酒に弱い人や高齢者、そして女性なら更に少なくて良い筈です。生活が日常を取り戻して家族が居なくなると専業主婦なら自分の時間が戻ってきます。「キッチンドリンカー」の危険が増えて依存症になると考えるのは容易なこと。呑むなとは言いませんけど、旧仮名遣いの『医』は『醫』と書きますよね。薬にも毒にもなるのが酒です。但し「醜い(みにくい)」とも書きます。全部自分に言っています(ちくしょーっ!)。忘年会や新年会、感染リスクの無いリモートで有っても飲み過ぎは禁物。今年こそは反省する前に注意しましょう。P.S.上記の酒量は勿論「or」であって「&」じゃありませんから。「そんなに呑めるの?」と言った患者様が居ましたから念のため。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三