
スイマセン、『恐れ』を投稿したつもりで『恐れ2』を投稿してしまいました。前後しますが許してください。
東洋医学の考え方に『陰陽五行説』というのが有りますが、このブログでは度々出てくるので知ってらっしゃる方も多いかもしれません。その中に『五志(ごし)』という項目が有り『恐(きょう)•驚(きょう)』は東洋医学的な『腎(じん)』が司ります。すると五臓六腑で『恐れ(おそれ)』は「腎」となります。春夏秋冬で「腎」は冬なので今後は「腎」の症状が多く発現します。頻尿•腰痛•めまい•耳鳴り•難聴•むくみ•痺れ•抜け毛•ダルさ等が何もしなければ出てきます。それを防ぐキーワードが『温める』です。冷えが体調に影響を及ぼすことは分かりますが『恐れ?』という精神的な不調にまで影響を与えるのは考え難いかもしれませんが、冬は日照時間が短いのと曇天が多く青空が少ない昼でも薄暗いイメージです。そこに寒さが加われば気分的には上がり難いことが想像出来ると思います。また寒さには「鳥肌が立つ」のですが『恐れ』を感じた時も「鳥肌が立つ」という共通点が有ります。そこで陰陽五行説では「気分が滅入る」「寒い」「恐れ」を『腎•冬』となったとさ、めでたしめでたし(なんでやねん)。今ではクリスマスや電飾が街中に溢れ暖房の部屋で冷たいアイスクリームを食べたり、スノーボードやアイススケートのウインタースポーツも多く「冬が滅入る?」と想像力が乏しい若者たちなら分からないかもしれません。しかし雪国で毎日降り積もる雪に『雪降ろし』をしないと家が押し潰される恐怖と、高齢者が雪降ろしは危険と疲労で先行きの不安感が尚一層『腎』を傷める結果を招きます。
『我以外皆我師』だから私には沢山の『師』が居ます。しかしその中でも特別な方が居ます。その方が先日おっしゃられた言葉に衝撃を受けました。それは「私たちの多くが人生において常に『恐れ』を抱いている」と。考えもしなかったことでした、しかし考えてみると全てに『恐れ』が付いているのです。金銭も足りない「恐れ」無くなる「恐れ」、健康も病の「恐れ」寝たきりの「恐れ」、未来への漠然とした不安=「恐れ」、人間関係が壊れるかもしれない「恐れ」、仕事も不況になる「恐れ」クビになる「恐れ」等、常に『恐れ』が付いていると。しかし『恐れ』とは自分たちの頭の中で展開されているだけで周囲は「ただ時が流れているだけ」ということ。例えば晴れた日が大好きな人が新しく雨具を買ったら雨降りを望むことがあるかもしれません。結局視点を変えれば違って見えるだけで時が流れてる。起こってもいない、全く起こらないことに右往左往して健康を害してしまう人を職業柄数多く見てきましたから『師』の言葉は凄い衝撃でした。周囲で何が起ころうと、喩え自分の身に困難が降り掛かろうと動じない心を持てるように成るのが理想だと。常に心を落ち着かせて日々過ごせるように瞑想しようと思います。勘違いして欲しくないのは「何かに縋る(すがる)のではない」ということです。鼻呼吸を意識して副交感神経を優位にしましょう。
急に寒くなって増えた「便秘」の方に続いて「痒み(かゆみ)」を訴える方が増えてきました。気温の低下と同時に『乾燥した空気』が皮膚を痛め付けます。また暖房による乾燥も有りますから乾燥のダブルパンチです。夏に繰り返しの発汗が皮膚を疲労させていたのに今度は真逆の乾燥ですが厄介なのは「冬は意外と発汗が多い」ことが有り『発汗と乾燥』が何度も繰り返し皮膚にダメージを与えることが皮膚の痒みだけで無くシミ•ソバカス•シワ•赤み•吹き出物という肌荒れを発症させます。そして盲点は冬になると薄着が減る為に美肌へのアプローチが減ることも要因の1つですから四季を問わず肌に関心を持ってください。何故なら肌は体調の変化と内臓の異常をいち早く教えてくれるモニターだからです。日本人の場合は手足に多い『皮膚がん』に関しては別格ですが、肌荒れは「食生活の悪さ」と「内臓と体調不良」を教えてくれますから日頃から気にかけると良いでしょう。昔の人は血液検査もレントゲンも色々な検査機器が無くても対応していましたが現代人は検査のし過ぎ?で病気を作り出す傾向にあります。明治から現在に至るまで医学は発展しと医者数は増えたにもかかわらず毎年患者数は増え続けるのは変と思いませんか?長くなるので止めますが色々なカラクリに巻き込まれないように自分たちの身は自分たちで守りましょう。
大相撲ロンドン公演が無事に終わりましたが私は次の場所の取り組みや優勝力士よりも興味が有ることが。それは優勝力士に授与される『総理大臣杯』を誰が渡すのかということです。長い歴史上、女性が神聖な土俵に上がることは許されて来なかったのです。海部内閣の森山真弓氏、大阪府知事の太田房枝氏は土俵に上がることを拒否され、土俵上で倒れて救急処置をする女性看護師に「降りて!」とアナウンスされ2日後に宝塚市長の中川智子氏も土俵下から挨拶したことが有ったらしいです(『週刊新潮』参照)。それほど迄に女性が土俵に上がることを拒否し続けてきた大相撲。土俵は神聖な場所だけに歴史を重んじることも理解出来るが時代錯誤?男尊女卑?と言えなくもない。勿論『優勝の行方』が気にならない筈が無いが「どうする?どうなる?」となります。これは私にはドジャースの次に気になる事柄かもしれません(寂しい人生だねぇ)。
選挙から3ヵ月過ぎても全く国民の為に働いている議員は居ないと言って良いでしょう。それが国民の代表である国会議員と言えるのでしょうか?私利私欲が剥き出しの国会議員の平均年収は2513万円だから『3ヵ月の税金』を返せよ。セコいですか?いやいや3ヵ月で628万円って「たった3ヵ月」で一般人の年収に匹敵しますよ、それも手取りですからね。628万円✕465名=29億2千万円が自分たちの保身的な働き?だけで国民生活の為にならないのに無駄な3ヵ月が過ぎたことになる。そして「やっと」臨時国会だけど結局、政党同士の鍔迫り合いが始まることが予想されます。兎に角一刻も早く国民の為に働いて欲しいものです。株式市場は御祝儀相場が有り一時的には更に上がるけど揺れ返しでドーンと下がるから振り回されないように冷静に対象しなければいけないと思います。P.S.9月10日のブログ『知らんけど』に「高市さんに成って欲しい•株価が上がる」等のことが羅列してありますが景気を良くして欲しいものです。
糖尿病が酷く透析直前の方が来ました。安静にしていても呼吸が浅く早い状態で、立ち上がるだけでも「ハァハァ」1•2歩で「ハァハァハァ」と凄く苦しそうな方でした。座位で上半身を捻ると胸骨周辺に激しい痛みを訴えましたが脈診では心臓に問題無いと有りましたので胸骨と肋骨との関節の動きが悪く呼吸困難と考えて繰り返しゆっくりと回旋運動を行いました。すると回旋しても胸痛は消失し可動域も広がりました。しかし呼吸困難の状況は多少改善しましたが酷かったので、腸骨筋•大腰筋を中心に腹部筋肉と腸間膜痕を含む『腸もみ』をしました。すると安静時には正常な呼吸になり動いても多少「楽」に呼吸出来るようになりました。肋骨が鳥籠で肺が風船で鳥籠内の風船が大きくなろうとするのを籠が抑えている=呼吸困難になっていましたし解剖学的にも腹部緊張が肋骨の動きを抑制していたことが呼吸困難にしていたと考えられます。また『陰陽五行説』でも「肺•大腸」から大腸へのアプローチが肺へ影響を与えるので「間違いない」と考えました。勿論私に診断権はありませんので循環器系は今後も注意しながらアプローチしたいと思います。
私から診れば「便秘気味」の方が増えて来ました。全快堂に来て月日が浅い方は私が「便秘気味ですね」と伝えると、必ずと言っていいほど「毎日出てます」と言われますが「それは分かっています、毎日出るのは当たり前ですから」と伝えますと、不思議そうな顔をします。理想的な便とは「力まず」「座って1分以内」「固くも軟らかくもない」「黄色い」「水に浮く」そして「毎日決まった時間」が良い排便です。凄くレベルの高い話をしますが、毎日出ても押し出される便は決して良い便とは言えません。それは食べたから圧力で出ているのであって腸の蠕動運動が導く排便とは違っているからです。その微妙な違いは便の質に表れますから毎日自身の便を見る癖をつけると分かるようになると思います。また力む場合でも「最初だけ」と「最後まで」力む排便が有り「最初だけ」は、便が長時間大腸に滞在し便が固くなり、まるでワインボトルのコルク栓のような役目をしてしまいうパターンです。これは身体が排便しようとするので固い便の後に軟便が続きますから、そこだけ切り取れば「軟便」となって間違って整腸剤を使って固い便にしようとする方も居ますが大きな間違いです。「最後まで」の便は今日のテーマのパターンです。そもそも良い排便を毎日しているという基準が正しくない人が多いです。度々の繰り返しになりますが『ユーグレナ』『フラクト•オリゴ糖』『ボディメンテ』で「軟便になる」とか「便秘になる」とか「便が固くなる」ということはありません。固い便も軟らかい便も「食事を含めた自らの生活習慣の乱れ」や「抗生物質の使用」が招いたことを理解してください。さて「最後まで力む必要の有る便」何故最近便秘が多くなったのかと言えば「夏ほど水分摂取が多くない」ことが最大の理由ですが他に「夏ほど冷たい飲食をしなくなった=軟便•下痢が少なくなった」「感染症の罹患が増える」ことも考えられます。更に寒くて外出が減ると更に便秘が増えると思います。テレビを見ながらでも良いのでSlack Railの上で足踏みをして体幹トレーニングをして転倒予防と生活習慣を見直して便秘に注意してください。
毎日暮らしていると色々欲望が涌いて来ます。「○○が欲しい」「○○が食べたい」「もう少しスタイルが良かったら」と。しかし今のアナタ、自身の幸せに気がついていますか?日本に生まれた時点で幸せです。確かに文句を言えばキリがない、物価は高い、労働時間は長いのに賃金安い、車は渋滞し電車は混んでいる等々。でも一応食べれるしミサイルは飛んで来ない。殺人事件が皆無では無いけど、交通事故も皆無では無いけど、地域によるけど若い女性が深夜でも一人で歩けるの治安の良さ等々。その幸せを『普通』とか『当たり前』と考えたら「そりゃ毎日楽しく無いわ」となります。自身の人生を幸にするも不幸にするも自身の考え方次第だと歳を重ねると特に感じます。目の前に一杯の水が有ると「一杯しか」なのか「一杯も」と考え方の違いが論争になることがあります。こんなこと幸せか?という『小さな幸せ』を集めると常に『有り難い』と感謝の気持ちでイッパイになる筈です。今朝私は新幹線で大阪に向かっています。大阪まで歩かなくて良い、時間通りに運行するダイヤと考えたら「勉強嫌だなぁ」という気持ちは吹き飛びます、無くなります、そう思います、そう思いたい。でもやっぱり眠いし、人間が出来て無いなぁ、修行が足りないなぁ。しかし高額なセミナー代と往復交通費分は覚えて来ます。皆様も良い一日をお過ごしください、頑張れドジャース!
厚生労働省が公表したデータによると日本人の『健康寿命』と言われる「介護を受けることが無い」「寝たきりになって無い」所謂「正常な日常生活を送れる」寿命期間が2022年、男性72•57歳女性75•45歳と伝えられました。「意外と早くない?」「えっ直ぐに動けなくなるの?」と言いたくなりますよね。とりあえず愛知県男性は47都道府県中15位で75•91歳、女性6位で76•07歳だから「もう少し長生き出来る」って、そういう問題じゃないよ。それに平均だから個人差で遅くもなるけど早くもなるから凄く短いことも考えられます。多くの人が「自分だけは大丈夫」とか「こう見えても健康に注意しているから」と言います。でもそれって本当?運動は?睡眠時間は?今週何食べた?健康診断の結果は?身体のダルさは?ぐっすり眠れてスカッと起きれる?気になる部位は無い?それらを含めて「本当に大丈夫ですか?」と。がんも脳梗塞も認知症も発症する直前迄は無症状のことが多いです。何か症状が出た時は「かなり」進んでいることが多いんです。『寿命』は延ばすことが難しいです。サーチュイン遺伝子に刺激を与えれば不可能ではありませんが。しかし『健康寿命』はアナタの努力次第で「意外と」簡単に延ばすことが出来るのです。「やるか•やらないか」はアナタの勝手です、アナタの人生なんですから。でも周囲に迷惑をかけるのは『勝手』とは言いません。明日からと言わず今日から「今から」考え方を変えることが大事なのでは?
数回来たことの有る80代の男性から電話が有りました。「脚に力が入らなくて軽く痺れている」とのことでしたから熱中症?脳梗塞?どちらにしても「水分を摂ってくださいね」と伝えて夕方に来てもらうことにしました。急な症状かと心配したら3ヵ月も前からとのことで「熱中症でも脳梗塞でも無いかなぁ」と少し安心になりました。しかし3ヵ月と聞けば「もう少し早く来ようよ」というと「病院にも行ったけど持病(パーキンソン病)の影響だから仕方ない」と言われたらしい。お偉い先生様は『仕方ない』で済むかもしれないけど患者様は苦しんでいるし症状を少しでも緩和させないと全快堂に来た意味が無いから痺れる時の様子を詳しく尋ねて対応しました。治療が終わって患者様がベッドから立ち上がると「あっ」と声を発したので思わず「えっ、どこか詰まった?それとも出血?何かヤバい!?」と思ったら「痺れが無い。力が入ってしっかり歩ける」と驚きの声だったのです。「オイオイ、驚かすなよっ!」と心の中で静かに叫びながら引き吊った笑顔で奥歯を噛み絞めながら「良かったですね」と。しかし思わず声が出てしまうほど辛かったんだろうと後から冷静になったら理解出来ました。とりあえず役に立てて良かったです。