
さぁやっと本題に入れる感じです(もし本当なら前置きなげ~よっ!)。感染症は殆んどが粘膜から侵入して来ます。例外としては傷口からとか「蚊」などの昆虫が媒介する感染も有りますが都市部で普通の生活をしていたら「ほぼ」粘膜からの侵入に注意すれば感染症に罹患し難いと考えて良いでしょう。しかし「粘膜」というくらいですので『粘液』に被われている必要が有ります。その粘液が乾燥状態ならウイルスを排除する繊毛の動きも低下し容易に侵入を許してしまう結果に繋がります。エアコンの普及で冬の乾燥が室内では更に乾燥を加速させてしまう為に「わざわざ」罠に嵌まりに行く現代人は滑稽です。人体防御の入口を突破されたら、いよいよ『免疫力』の出番です。これは言うまでも無く日頃から伝えています『腸活』です。私も人間ですから「今後も絶対感染症に罹患しない」とは言えませんが少なくとも繰り返しになりますが開院以来28年間は風邪(流行性感冒)にもインフルエンザにもコロナにも罹患せず休まず働いてきました。これは『腸活』が『免疫力』を上げている結果の証明だと思います。マスコミが宣伝したり毎日自宅や職場に宅配してくれる「○○飲んでいます」という人に尋ねたい。「これほど○○を飲んでいる人がいてコロナやインフルエンザが広がるのは何故?」と。まぁ『宗教』と同じで信じる物が正しければ感染症の場合は罹患という形で結果が出ますから乗り換えたら?と思いますが。しかし「過労」「睡眠負債」そして「運動のやり過ぎ」も免疫力を下げるので『適度』は難しいですが『過度』にならないようにしてください。長くなるので、ボディビルダー風邪ひき易い理由『オープンウィンドウ現象』を各自で調べてください。まだ続きます。
手術経験が無いので私は知らなかったのですが手術前の注意事項によりますと「入院する迄に歯科健診を受けてから入院するように」と書かれているそうです。確かに全身麻酔の気管挿入の時にグラグラの歯なら軽く器具が当たっても抜けて誤飲してしまう危険性が有りますから理解出来ます。また最近は『口腔ケアの重要性』は知られていますが、ケアの有無で手術後入院期間で「これほど大きく左右されとは」という驚きのデータが有りましたので掲載させて頂きます。消化器外科42日→29日、小児科135日→84日、白血病124日→114日、悪性リンパ腫122日→57日と『小島歯科』院長の小島章裕氏が発表されていました。殆んどの病気の病巣部には歯周病菌が存在していると聞いたことが有りますが入院期間にまで左右するとは驚きでした。ヒトは立ち上がり言葉を話すようになり文明を獲ることに成功しました。しかしその成長過程で誤嚥リスクと『口呼吸』をも同時に得てしまいました。そこで「口で物を食べ『鼻』で呼吸する」という自然な行程ですが当たり前ですが「当たり前」の筈の動きを自然にしなければ容易にウイルスの侵入を許してしまいます。しかし人体の素晴らしい防御機能は「まだ」有ります。それは明日に。
遂に愛知県全域に『インフルエンザ警報』が発令されました。全快堂では御存知の通り年間を通じ常に来院時には石鹸による手洗いとペーパータオルの使用、アルコール消毒、マスク着用を徹底しています。初めての方は「めんどくさい」と思われるかもしれませんが少しでも感染症に罹患しない、広げないようにする為には家庭でも常日頃からの習慣にするべきだと考えます。それでも中には『アルコール消毒だけで十分では?』という方に問いたい。「手にウイルスが付着したら」だと見えないし無臭でインパクトが無いので食事中の方には大変失礼だが「手に汚物が付着した」と過程した場合「アナタはアルコール消毒のみで十分と考えますか?」と。汚物もウイルスも同じですしウイルスによってはアルコール消毒のみでは全く無意味なタイプも有ります。汚物なら付着した上からアルコールを吹き掛けただけということになりますが我慢出来ますか?「ある程度の不衛生さがアレルギー発症を抑える」ことが有りますので『殺菌』『滅菌』『消毒』と騒ぎ立てるのが嫌いな人々が居ることは十分承知しています。長年全快堂に通っている方々は知っていると思いますが『私が一番嫌いです』し「手洗い」「消毒」と命令も強制も大嫌いです。でも妊娠中が最も免疫力が強いと言われる妊婦さんが通院している全快堂では当然「出産」すれば幼児が通院するので5歳以下が特に注意しなければいけない『インフルエンザ脳症』の感染リスクを極力下げないといけません。その為に空気清浄器と空気清浄器機能付きエアコンを2台使って尚且つ換気を常にしている結果、私だけで無く不特定多数の患者様が猛威をふるったコロナ下の3年半を無事に乗り越えられたと考えていますから現在も「それだけは何人たりとも」お願いしている次第です。「それならウガイ(嗽)も」という方へ。残念ながら嗽は『無意味』に等しいです。確かに口腔内の雑菌やウイルスは流せますが喉~噴門部(胃の入口)迄に付着したウイルスには全く無意味です。だから嗽よりも「15分置きに一口茶を飲む」のが良く、更に良いのが「人肌程度の温度の茶」です。15分以内であればウイルスが体内に侵入する前に胃酸でウイルス倒せるということです。温度に関しては冷たいと粘膜で働いている『繊毛』が冷たさで縮んで逆にウイルスを包み込んでしまうのでウイルスの体内侵入を助けてしまう結果に繋がるからです。更に奥深い話をしたいですが『なげ~よっ!』と言われるので明日にします。
呼吸機能の入口は鼻ですが長時間のパソコンやスマホをしていると気付かないうちに『口呼吸』になっている方が多いです。またコロナが感染してマスク着用が当たり前になったのと防寒効果から尚一層『口呼吸』が多くなっています。しかし御存知の通り『口』に比べ『鼻』はウイルス侵入を防ぐ機能が有るのに対して『口』は無防備ですから特に今後の季節は鼻呼吸を意識するだけでも感染症対策になります。しかし勿論『腸活』を忘れてはいけません。免疫力には『腸』で、若さを保つには『腎』ですが、どちらも身体の中心部に位置します。またどちらの臓器も冷やされることを嫌い温められることを好みますから極力「温かい食べ物」を摂り『腹巻き』をして外から保温に努めましょう。勿論『乾姜(かんきょう)』は必需品ですので院内掲示を写メして作ってください。
始めに業務連絡『本日休診』です(今頃遅いですね)。他の治療院の先生方と話をしていると気がつくのは「全快堂の患者様は先のことを考えている方が多い」ということです。他の治療院では「○○が痛くなった」そして治ったら来なくなるのが「殆んど」というか「それ以外無い」というのです。しかし全快堂の患者様方は確かに「今日は○○が痛い」と言うことが有っても痛みが無くなれば終了という方は「居ない」と言っても過言ではありません。それは計画性の有る方々の集団ということに気がつきました。今では当たり前になりました『自費治療』ですが全快堂を始めた30年前頃は「何で保険で出来るのに自費で揉んでもらう必要があるんだ」という方が殆んどでした。今なら大きい声で言えます「慰安的な理由で揉んでもらう」ことは『違法』ですから」と言えない風潮が有りましたから当然と言えば当然でした。そもそも全快堂の治療は慰安マッサージの治療ではありませんが。全快堂を始めた頃は多くの先生方とトラブりました。本来接骨院の保険治療は『原因の有る急性期のもの』に限ります。慢性的とか疲労感は保険適用ではありませんし仕事は労災保険で別なので殆んど接骨院に来ている方は『正式には』保険治療しては駄目な方々でした。しかしそれが『暗黙の了解』だったのか儲かっている接骨院が多かったのも事実でした。しかしそれが不況になり企業も厳しく保険を審査するようになり接骨院冬の時代が到来し現在に至ります。全快堂に来ている方々は「健康」について考えているので、もしも病気になったら①収入減少②痛み苦しみ③精神不安(将来に対する生活と病気の再発)等が発生するのは、予防に発生する費用よりも遥かに高額になることを知っているのです。今日休んでセミナーに出席して平均の生涯医療費と疾患別医療費を教えてもらい考えさせられました。誰も自分が病気になるとは考えませんが一応生命保険等に加入して備えている人もいます。しかしそれが『如何に無意味か』ということを知りました。と同時に「私たちが患者様方の未来に大きく関わっている」ということも再認識させられました。その認識を裏切らないように今後も積極的に良い治療を覚え、また施していきます。「全快堂に来ていて良かった」という方が一人でも多くなるように。
目の前で転倒する人を見ました。不謹慎な表現ですが「えっ撮影でもしてるの?」というくらい見事なジャンプ気味の転倒でした。あれほど見事な転倒は『よしもと新喜劇』の他、見たことがありませんでした。幸い直ぐに立ち上がられたので声を掛けませんでしたが、恥ずかしさから「直ぐに」立ち上がられたのかは定かではありませんが「とりあえずは」安心しました。原因はどうやら『枯れ葉』です。以前にも投稿しましたが枯れ葉同士が重なり滑ってズルッではなく「スコーンッ」と摩擦抵抗無しの転倒で着地地点も枯れ葉の上でしたから擦り傷も無かった?のは幸いですが頭を打たなかったようで良かったです。皆様も歩道上に枯れ葉が落ちている時は十分注意して歩いてください。でも明日の起床時「何この痛さ!」となるのが心配です。
酪酸菌(らくさんきん)は全快堂では有名ですが、一般的にはビフィズス菌、乳酸菌等がメジャーで「酪酸菌って何?善玉菌?悪玉菌?」というほど全く知らない人も多いのが現状です。しかし今回マヨネーズで有名な『キューピー』が酪酸菌を全面に押し出してきました。今後はキューピー以外の各社も『酪酸菌』を謳った色々な食品を次々出してくることでしょう。酪酸菌は食物繊維や『フラクト•オリゴ糖』を食べた結果「大腸」で増える善玉菌で【体内の炎症を抑える】作用に優れています。一口に『体内の炎症』と言っても多岐に渡り「リウマチ」「がん」「脳梗塞」「狭心症」等、現在存在している殆んどの病名が『炎症』ですから酪酸菌を増やすことは不調を改善する近道と言っても過言ではありません。だから逆に『フラクト•オリゴ糖』さえ摂っていれば少なくとも全快堂に来院される方々の殆んどの症状は改善するので摂らない理由がありません。しかし中には頑固な方も存在して「便が良くない•疲れ易い•イライラする•熟睡出来ない•肌荒れ•髪のパサつき•脱毛•薄毛•肥満気味•痩せ気味•耳鳴り•めまい•頭痛•肩こり•腰痛•股関節痛•膝痛•各種アレルギー等」に該当していても頑なにフラクト•オリゴ糖を摂ることを拒む方も居るから驚きます。勿論オリゴ糖のことは伝えますが『牛を水飲み場に連れて行っても飲むか飲まないかは牛の自由』という言葉通りです。例えばパーキンソン病は便秘がちですが「頑固」な人がパーキンソン病に罹患するのか、病が頑固にさせるのかは不明ですが「とりあえず便秘解消の為にオリゴ糖を摂ったら」とアドバイスをしますが「私はそういうのは嫌いです」とか『フラクト•オリゴ糖は薬では無いですよ』と伝えても「沢山薬を服用しているので」と拒まれます。凄く失礼な表現ですが「ここに餌が有るよ」と蟻の行く手に飴を置いても反対方向に歩いて行くのを上空から見ているように思えます。それでも全快堂に来続けるのは頑固だからでしょうか?他にも病名を列記したら「長過ぎる!」とお叱りを受けるので院内掲示を見るか直接質問してください。信じるか信じないかはアナタ次第です。
治療をしていてワクチンの相談を受けることが非常に多いです。最近はインフルエンザと帯状疱疹です。インフルエンザは表現が適切ではありませんが『宝くじ』か『占い』みたいなもので罹患するか、しないかは運次第です。しかし私は最前線でも「接種しません!」やっと言えました。コロナが大流行した時に私が「ワクチン接種はしません」と言うと多くの方々が「私もしません!」と言い出して大変困った経験が有ったので「ワクチン接種をしない」宣言は躊躇っていました。しかし最近「ワクチンってどうなの?」と世間が考える風潮になって来たので個々に考え自分なりの答えを出してくだされば幸いです。さて帯状疱疹は5歳間隔の該当年齢に補助金が支給されるようなので自治体にお尋ねください。ただ帯状疱疹の予防ワクチンに関しては違った意味で接種しても良いかもしれません。米スタンフォード大などがウェールズの高齢者を対象に帯状疱疹ワクチンを接種したところ「『認知症』の発症リスクが2割減少した」という研究結果を発表したからです。もしコレが有効であれば『帯状疱疹&認知症』リスクの軽減に繋がるので接種するという選択肢を増やすキッカケになるかもしれません。さてアナタならどうする?
誠に申し訳ございませんが本日は休診です。治療家仲間に言わせると「土曜日に休むなんてアホがやること、売り上げが下がるじゃないか!収入を逃してまで行く価値が有るのか」と言われます。また患者様には翌日も休みだから「連休だけど温泉でも行くの?いいわねぇ」と冷やかされます。言わなくても分かっていると思いますが「セミナー」です。次いでに水曜もセミナーで休みます(ごめんなさい)。休めば売り上げは落ちるし交通費が必要と確かにマイナスばかりかもしれません。でもその知識や治療を覚えれば目の前の利益は失うかもしれませんが「いつか」役に立つ日が来ると考えています。面白いもので1つの治療法は他の治療法にも繋がることが多く新しい治療のアイデアが大きく広がります。すると治療の幅が更に広がり色々な疾患に対応出来るようになります。不況になれば出費を控える『守り』に動くのが一般的ですが皆と同じように動いていては勝機を逃します。我々の業界は開院して3年以内に95%が廃業すると言われています。私の性格も有りますが経営的にも籠城する(守る)のか打って出るのか(出費してでもセミナーに参加)なら出るべきと考えます。臍曲がりだから「人と違う行動をする」のでは無くブルーオーシャンを目指して毎回が賭けのセミナー参加です。逆に皆様と約束した「使えるマッサージ法(全3回)」の全快堂講習会は来年には行いたいと思いますが、もう少し落ち着いたらでお願い致します。
以前も「やはり」投稿しましたが、今のアナタの身体の状況は日頃の生活習慣の結果なのは理解出来ると思います。それを診て「何が悪いのか?」「何が足りないのか?」「どうしたら良くなるのか?」と考えた結果「こうしたら良くなるな」「○○が足りないからコレを食べたら良くなるな」等、食事を含めた(医食同源)総合的判断から弾き出された治療とアドバイスをさせて頂いていますから全快堂の患者様は比較的早く改善なさっています。しかし中には良い結果を得られない方々もいます。その方々に共通しているキーワードは「自分で決める」です。「○○は嫌いだから」「この運動すると痛くなるから」「コレはやりたくない」等の『我(が)』のオンパレード。もう一度『アナタの生活習慣の歪みが今の状況を招いているんですよ』と。多くは言いません、少しだけ『聞く耳』を持ちましょう。もしかしたらアナタ、職場でも仲間内でも『あ~あ、いつものね』と陰口を囁かれているかもしれませんよ。素直にアドバイスを聞き入れることも「時には」必要かもしれませんよ。