東洋医学に詳しい人や、このブログを読んでいる人なら「肺が皮膚を司る」と理解して頂けると思います。「優れた西洋医学が科学的に考えられている現代に東洋医学を信じるなんて馬鹿じゃないの?」と多くの人が考えています。現に私も「非科学的だ!」と何度も言われて悔しい思いをしてきました。しかし今回また一つ東洋医学の考え方に「微かな光」が差しました。7月2日の「中日新聞」に『下垂体に副作用 生存期間「長く」』という記事が有りました(詳しくは記事を読んで下さい)。名古屋大学附属病院の研究結果で、簡単に説明しますとノーベル医学生理学賞受賞の本庶佑氏の発見を基に開発された「がん施術薬『オプジーボ』」が「悪性黒色腫」と「非小細胞肺がん」の患者に投与され、副作用が出る患者ほど生存期間が長いというものでした。それは素晴らしい発見で今後の医療の発展に大きな足跡を残したと思いますが、今回私が訴えたいのは「その副作用と生存期間の関係」が悪性黒色腫という「皮膚がん(皮膚)」と非小細胞肺がんという「肺がん(肺)」にスポットが当たった点です。多くの人が「偶然」で片付けるでしょう。逆に私もこれで「肺が皮膚を司るという東洋医学独自の理論が証明された」なんて言いません。しかし「肺と皮膚」が「何らかの関連性が有る」という推測が出来て僅か、ほんの僅かな小さな一歩ですが前進したと私は考えます。「新型コロナウイルス殲滅」が最優先課題ですが完全解明がされてない今は多方面からの研究が殲滅の糸口に繋がるかもしれません。
キャッシュレスを国は勧めています。コロナ禍では良いことかもしれません。ただし全快堂では導入予定は今のところありません。ご迷惑をお掛けすると思いますが何卒お許し下さい。さて災害時に迅速に対応して下さる電力会社の社員の皆様の行動力が有れば停電が長期間続くとは考え難いとは思いますが、万が一停電が長期間続いた場合、キャッシュレスは有効なのでしょうか?日本のように自然災害が多発する国にキャッシュレスが進み若者の中には「現金は持たない」と豪語する強者も居ます。しかし単独の災害なら復旧するのは早いかもしれません。しかし東日本大震災のように広範囲だったり震災被害中に大雨や台風が重ならないとは言えません。それが交通の便が良い地域なら心配無いかもしれませんけど、不便な所だとしたら?キャッシュレス化と現金の使用が都合良く国民全員バランス良く併用して『日本型』として残ってくれることを期待します。
患者様がポツリと「先生、私呪われているかもしれない」と呟きました。思わず吹き出しそうになりましたけど顔を覗き込むと真面目な顔でしたのでグッと堪えました。そして訳を聞いてみると「毎晩3時ピッタリに目が覚めてしまうんです。それから暫く寝れなくなります」と。「なんだそんなことか」と思いましたけど凄く真剣なので「何か恨まれることでも有るんですか?」と尋ねると何も思い当たらない。「何か心配ごとでも有るんですか?」と尋ねても無いと応えられました。最後に「何で3時と分かるんですか?」と尋ねてみると「時計を見ると3時だからです」と言わたので我慢出来ずに不覚にも大声で笑ってしまいました。患者様に十分謝った後に『サーカディアンリズム(体内時計)』の話をしました。ヒトを外界と遮断して一切時間の経過が分からない部屋で1ヶ月間過ごさせる実験をすると1日のサイクルが25時間になったそうです。1時間のズレは有ったものの同じ時間に起きて同じ時間に食事をして同じ時間に排泄したそうです。ヒトは本来正確な体内時計を持っているので実際に時計が無くても太陽の光が有れば生活に支障無く暮らせます。しかし現代のように電気が有ったり携帯画面、テレビ画面等々からのブルーライトの影響で体内時計が狂ってしまうことが多くなり結果として自律神経が乱れてしまうのです。それを感覚的に知ってる人々は「規則正しい生活をしましょう」と言い続けているのですが最近は更に乱れてしまっています。テレワークの影響で仕事さえキッチリこなせば良いと遅く起きたり夜中まで働いたり深夜に食事したりと好き放題。そして体調不良で「何とかして」と来院されます。話を戻して冒頭の患者様には心配いらないことを伝えましたが一つだけ約束してもらいました。「目が覚めても絶対に時計を見ないこと」と(『鶴の恩返し』かよっ)。脳は思った以上に賢いのか律儀なのかアホなのか「あっ3時か。毎日午前3時に起きなければならないんだな」と勝手にインプットしてしまい毎日繰り返してしまうのです。それが本当に起きるべき時間なら快適な生活を送れるのですが当人にとっては迷惑な時間だった訳です。その後3日間は「時計を見たい」衝動と戦いながらも1週間ほどで起きなくなったそうです。皆様も蒸し暑さで目が覚めた時に「まだ暗いけど何時だよ」と時計を見ないで下さい。恨まれていたら寝れなくなるかもしれませんから(キャ~ッ)。
梅雨の季節で普段より蒸し暑さが際立っていますが、私たちの身体は発汗作用が有り体温の上昇を調節してくれます。しかし運動習慣が無い人の場合、汗をかき始める今は質の悪い汗です。表現が悪いですがベタっとした少し臭う汗です。これは皮膚に有る汗腺の働きが暑さにまだ慣れて無くて働きが鈍いので対応出来ていない証拠です。その為に①身体に必要な成分は本来なら再吸収されるべき必要成分まで排出してしまった結果「臭う汗」になる②汗腺がしっかり閉じないので暑くもないのに無駄に汗をかくようになる(後に体調不良を誘発)③気は「昼は陽で夜は陰を流れる」と言われています。言い換えると「昼間の汗腺は開閉に積極的」なのに対して夜は汗腺開閉には不向きなので夜の汗腺開閉は「寝汗(東洋医学では『盗汗「とうかん」』)」と成ります。陰陽バランスが崩れていると陽気がいつまでも体表に留まってしまい積極的に動いていない就寝中の汗と一緒に「陽気」も流れ出る=陽気の漏れ(無駄遣い)になり体調不良に繋ります。経験上「寝汗をかく」「異常な発汗量」は体調不良の時というイメージが有ると思います。汗腺の働きは皮膚を支配する「肺」の領域と考えますから、肺(裏)と同時に表の「大腸」と同時に「小腸」へのアプローチが欠かせません。ここからは嫌な話です。避けられないことですが皮膚も「老化」しますから当然発汗機能も低下します。それに運動不足で同じく発汗機能が低下が加わると「高齢者は臭い」と言われてしまいます。幸か不幸か高齢者同士は気が付き難いので高齢者宅に若い人たちが来ると「この家臭い」と言われがちです。以前の投稿通り初期の認知症は「左側嗅覚の低下から始まる」ので、体臭のみならず梅雨時の食料品は腐るのが早いので外に置いて有る食料品だけで無く、冷蔵庫内の食べ物のチェックする必要が有ります。ただし腐敗臭のしない食中毒菌も有りますから臭いだけに頼っていると痛い目に遭いますから注意が必要です。熱中症予防に冷房が必要ですが身体本来の発汗作用も刺激しつつ、体内水分貯蔵庫の筋肉量を減らさない運動習慣、冷たい飲食を最低限にして大腸と小腸をいたわる。そして「全快堂に来る」ってか~っ!(by吉幾三、古っ)
本日6月30日は此方のネットトラブル発生が有りブログ更新が大変遅れてしまい誠に申し訳ございませんでした。ですから本日は業務連絡のみの投稿とさせて頂きます。来る7月18日(土)は既に90%の予約状況ですので予約を御断りすることが予想されます。どうしてもという患者様は早めの予約をお願い致します。本日はご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。
先日野暮用で少し早めに施術を終了させて頂きましたが実は理由は「サザンオールスターズ」のコンサート視聴の為でした。勿論「予約をキャンセルした」等々の患者様に迷惑を掛ける行為はありませんでしたが、誠に申し訳ございませんでした。さてネットニュースでも好評されていましたけど本当に「凄かった」本当に「良かった」本当に「感動した」表現が変ですけど「免疫力向上を実感した」ような感覚でした。画面から非常に元気を貰いました。これを最低でも50万人の人が視聴したんですから「これで日本は安心だ!」なんてね。これからもミュージシャンの方々は是非このような企画を積極的に行って欲しいと思いました。サザンオールスターズ最高!
プラスチックゴミの減量の為に「レジ袋」の無料が指摘され7月1日からはレジ袋が有料化することになりました。それに伴って『エコバッグ』『マイバッグ』を各自で持ち歩く風潮になりつつ有ります。しかしエコバッグを繰り返し使用することが新型コロナウイルス感染リスクの懸念が叫ばれ始めました。またレジ袋との比較で理論上エコバッグの作る為には50回繰り返し使用しなければ地球温暖化防止にはならず逆効果になるかもしれないとの指摘さえ有ります。それなら「マスク作り」が浸透し始めた現在、今度は「マイバッグ作り」が廃棄衣料品で作るブームになれば二酸化炭素削減と廃棄物削減になり本当の地球温暖化防止になると思います。バッグ作りがブームになることを願います。
殆んどの日本人は「疑うことは悪いこと」と教えられてきました。「いやいや人を見たら泥棒と思えと教えられてきた」という人も居ると思いますが高齢者の方々が詐欺に会い易いのは「疑うこと=悪いこと」の表れと私は理解しています。だから過去からの詐欺被害の合計額は信じられない程の額になっていることでしょう。しかしそれは犯罪者集団に限ったことで無くて「国さえも国民を欺く」としたら「私は慎重だから絶対騙されないと言い張れますか」というのが本日の内容です。国も今まで何回も国民を騙してきました。当時は「ブラジル」「満州」「朝鮮半島」への移住促進や「日本は必ずや勝利する」という戦争へ突き進んだ時代も有りました。例えば今回の迎撃ミサイルも中止撤回したから良かったですが「国の政策だから」と強引に進めても地域住民で無い限り、日本人の多くが強い反対姿勢を明確にはしなかったと思います。マイナンバーカードも強引に定着させようとしていますけど果たして成功するでしょうか。さて7月1日よりレジ袋が多くの店舗で有料化になると。プラスチックゴミの減量に繋り良いことだと信じて賛成していますけど本当でしょうか?色々調べてみると「?」という説明が浮上してきました。先日『文春ネットワーク』をサラッとですが読みました。もしその内容が真実ならば「レジ袋の有料化」が必ずしも「地球環境に優しい行為」とは言いきれません。皆様も「国の政策だから」と上からの言葉を鵜呑みにせず、また判断を即決せず一度自ら考えてみることも必要ではないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からない中、本当に多くの医療従事者の方々が自らの危険のみならず一部の報道によれば、ご家族をも巻き込んだ事態にまで発展していると知りました。頭が下がります。本当にありがとうございます。さて良い話で始まりました本日の投稿ですが「献身的な医療従事者の方々」を決して否定する内容ではありませんが、現実に有った話ですので投稿させて頂きます。全快堂は継続的に施術を行っています。何故なら「予約が入る=必要とされている」との理解からの行動だからです。しかし3ヶ月前に看護師の娘がいる患者様から「娘が全快堂に行くな。感染する危険が有るから」と言われてキャンセルの電話が有りました。全快堂の患者様が感染した事実は『未だに一切ありません』が理由が何であれキャンセルを受け付けました。その方は80代後半で初診時(2年前)から同じ話を繰り返す「軽い認知症」の症状が有りましたので2ヶ月前からは予約の電話が御本人から毎週有りますが全て断っています(1回の施術中5回ほど同じ話を繰り返し、その話を毎週施術中に)。何故なら娘さんが「全快堂に行くな」と言ったのなら娘さんの許可が無い限りは施術することが出来ないと考えるからです。娘さんが直接予約されれば話は違いますけど、今回は軽い?とは言え明らかな認知症症状が有りますから「施術費欲しさに騙して施術した」との有らぬ疑いを持たれてもいけません。ですから「あくまでも」娘さんから直接の予約が無い限りは受け付けないつもりです。その旨を患者様には伝えて有りますが未だに娘さんからの直接の電話がありませんから許可が無いと理解しています。そして此処からが本日の本題です。大変失礼な話ですが「娘さんが看護師なら他の患者様よりも当該の患者様は感染リスクは大きい」ので娘さんから感染して「全快堂に行ったから感染した」と言われるリスクも他の患者様よりは有る筈です。決して医療従事者の方々を差別しているのではありませんが医療従事者の方々が私たちを差別に回ってしまう危険性も現実に有ることを知って頂きたいのです。決して非難しているのでは無くて互いに言動、行動に「細心の注意が必要」との理解をして欲しいです。とりあえず今まで一緒に来ていた患者様が毎週継続して施術に来ているので近況報告によると、毎日約束通りに自宅での運動を続けていて元気との事で少し安心しているのが現状です。
『48時間』という映画が有りましたけど全く違う内容です。以前飲酒と肝臓の関係について投稿しましたけど「肝臓がアルコールを処理するのに24時間必要だから24時間空けただけでは肝臓の終息にはならない。最低48時間は空けましょう」という内容でした。しかし今回の内容は「アルコールは日を空けず呑み続けていると酔ったという感覚が麻痺する恐ろしさが有る」という内容です。最低48時間、出来れば72時間以上飲酒を空けると早く酔うことに気が付きます。勿論「飲めない」というのではありませんが、感覚が研ぎ澄まされて「酔う」という感覚に敏感になります。だから「酔った」=「もう飲むことを止めよう」となれば通常より少ない飲酒量で済み肝臓にも良い適量で済むと思います。しかし毎日飲んでいると「酔った」という感覚に鈍くなっていて酔いが遅れて感じる為に「飲み過ぎ」となります。それを繰返せば肝臓は悪くなる=感覚が鈍くなるので日々飲み過ぎとなります。「しかしアルコールは『百薬の長』と言われているじゃないか」との声も聞こえてきそうですが「それは嘘」という報告も投稿しました。たとえ御猪口一杯でもアルコールは身体にとっては毒なんです。しかし飲酒は身体を犠牲を差し引いても「尚良いことが有る」から古来より人類は飲酒をして来たのですが、その必要性は厳密に言えば薄らいると報告されています(そんな報告するなっつうの!)。全く関係ない話ですが私は観賞券が当たり『48時間』を見に行きました。面白かったです。では最後に、本日は野暮用がございまして施術時間を短縮すると先日知らせて頂きました。何卒御了承下さいませ。